「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

性別のアンケートに、 「GID」 「LGBT」 の選択肢

2015年05月06日 22時43分19秒 | 心理
 
 僕は 「にほんブログ村」 という サイトを利用しています。
 
 自分のブログの ランキングその他が 表示されたりするサイトです。
 
 先日、 ブログ村運営のための アンケートがありました。
 
 「あなたの性別を教えてください。」  という質問項目には、
 
 「男」 「女」 以外に、 何と
 
 「GID」 「LGBT」 「わからない・その他」 という 選択肢がありました。
 
 「GID」 は 「性同一性障害」。
 
 「LGBT」 は、
 
 「レズビアン」 「ゲイ」 「バイセクシュアル」
 
 「トランスジェンダー」 (戸籍上の性と生活上の性が 異なる人) の頭文字です。
 
 つまり 性的少数者 (セクシュアル・マイノリティ) を 示す言葉です。
 
 性別の質問に、 こういう選択肢があるアンケートは 初めてで、 とても驚きした。
 
 セクシュアル・マイノリティを尊重した、 サイトの達見に感銘しました。
 
 僕は20年くらい前に、
 
 セクシュアル・マイノリティ, セクシュアリティについて勉強していました。
 
 (以下のURLから、 セクシュアリティの記事を連載しています。
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/34207010.html )
 
 性別を問われたり、 記入しなければならない場面は 日常に溢れていますが、
 
 セクシュアル・マイノリティの中には、
 
 これに答えられず 苦悩している人たちが少なくないのです。
 
 そういうことに配慮したアンケートは 極めて貴重で、 素晴らしいものです。
 
 いつから こういう選択肢を加えているのか、 サイトに問い合わせたところ、
 
 4~5年前からという回答があり、 感服しました。
 
 行政では渋谷区で、 同性愛カップルのパートナー・シップ制度が、
 
 やっと認められたばかりのところです。
 
 なお 選択肢の中の、 「わからない・その他」 というのに
 
 違和感を覚える方もいるかもしれません。
 
 セクシュアル・マイノリティの中には、 自分の 「性自任」、
 
 つまり 自分が男か女か分からない, または中間, または変化するなど、
 
 実に様々な人がいるのです。
 
 セクシュアリティは 単に男と女だけで 割り切れるものではなく、
 
 実に多種多様なものです。
 
 (上記のURLから 記事を読んでいただけたら幸いです。)
 
 それらへの理解が 広まっていけばと願います。
 
 そして、 BPDへの理解も。