「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

洗脳 : ボーダーライン行動が どのように影響するか

2015年05月07日 20時25分51秒 | 「BPD 実践ワークブック」より
 
 BPDに関わることは、 以下の要因によって 違った影響を与えます。
 
・ 関係のタイプ。
 
 親兄弟の場合は 甚大な影響を受けるが、 1年間友人だった場合は それほどでない。
 
・ ボーダーの人が アクティング・インか、 アクティング・アウトか。
 
・ ノン・ボーダーの人の人格傾向。
 
 例えば 人を 「救う」 ことを 期待されてきた人は、
 
 BPDの人に 同じ役割を引き受ける。
 
 基本的な要因は、 選択による関係かどうかです。
 
選択した関係
 
 人生のある時点で ボーダーの人を選んだ場合。
 
 BPと関わる前と後の自分を、 比べることができるかもしれません。
 
選択によらない関係
 
 BPが親兄弟だと、 その人のいない人生を 判断するのは難しいでしょう。
 
 
※ アクション・ステップ 15
 
 以下の項目は、 ノン・ボーダーの人の 一般的な反応です。
 
 影響を受けていると感じる 度合いを示す数字を、
 
 各項目の前の 下線部 「_」 に入れてください。
 
 0から4までの尺度で、
 
 0は 全く影響を受けていない、 4は 深刻な影響を受けている ということです。
 
 各項目の 「 : 」 のあとの空欄には、
 
 どのように影響を受けたかを 記入してください。
 
 プラスに、 マイナスに、 他にどんなものでも構いません。
 
私の人生の中で、 BPとの関係は、 以下のような影響を与えています。
 
_ 信頼する能力 :
 
_ 愛する能力 :
 
_ 安心感 :
 
_ 脆弱さ :
 
_ 全般的な人生観 :
 
_ 親密になる能力 :
 
_ セクシュアリティ :
 
_ 宗教的あるいは魂の信念 :
 
_ 共感能力 :
 
_ 財政状態 :
 
_ 人生に対する皮肉な態度 :
 
_ 目的意識 :
 
_ 欲求を満たす能力 :
 
_ 子育て方法 :
 
_ 個人的境界を設ける能力 :
 
_ よい自己主張の能力 :
 
_ 問題に対処する能力 :
 
_ 法律的な心配事 :
 
_ 自尊心 :
 
_ 価値体系 :
 
_ 身体的健康 :
 
_ ライフスタイル :
 
_ キャリア :
 
_ 家族関係 :
 
_ 友情 :
 
_ 有能感 :
 
_ その他 :
 
 
〔「境界性人格障害=BPD 実践ワークブック」
 (星和書店) 〈ランディ・クリーガー著/監訳 :遊佐安一郎〉 より〕