「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

口腔ケアで食事楽しく

2012年06月18日 23時20分51秒 | 介護帳
 
 年を重ねても 食べるのを楽しむには、

 歯や歯ぐき、 舌をきれいにする  「口腔ケア」 が欠かせません。

 加齢とともに唾液の量が減り、 食べかすが 口内に残りやすくなるためです。

 要介護者は 自分で歯を磨くのが 難しくなり、 口の不調も訴えにくくなります。

 虫歯や歯周病, 入れ歯が合わないなどの トラブルを放っておくと、

 食欲が落ち、 会話も減って、 ふさぎ込みがちになってしまいます。

 一方、 口腔ケアとリハビリを重ね、 固形物を食べられるようになる 例もあります。

 食べ物を噛むことで、 少しずつ体力も回復していきます。

 口内の細菌が 肺に入って起こる  「誤嚥性肺炎」 を減らすこともできます。

 舌の汚れを スポンジブラシや舌ブラシで 優しくかき出すと、

 思った以上に 口の中がさっぱりします。

 ドラッグストアや スーパーの介護用品売り場などで 入手できます。

 顔と舌の体操や、 唾液腺のマッサージも 勧められます。

 朝、 唇やほおを動かして 筋肉や神経を目覚めさせましょう。

 食前には 舌や唾液腺を刺激して、 唾液を増やします。

 3ヶ月間これを続けると、 唇や舌の機能が 明らかに高まり、

 食べかすや舌の汚れが 減ったといいます。

 続けることが大切で、

 50代から始めて習慣にすると 長続きしやすいということです。

〔読売新聞より〕
 
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