goo blog サービス終了のお知らせ 

「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

「緑は世代を超えるもの/世代を超えて残すには?」(1)

2025年04月15日 19時10分04秒 | 神宮外苑再開発 見直し
 3月30日のシンポジウム「今、東京のあちこちで緑が…アブナイ」の後半で、法政大学教授・吉永明弘さん(人間環境学)による講演がありました。

 タイトルは「緑は世代を超えるもの/世代を超えて残すには?」
 遅ればせながらその要約をアップします。

 環境は次のようにして管理されるべきというお話です。

緑は世代を超えるものである
・世代間倫理:将来世代は良好な環境を享受する権利があり、現在世代は将来世代に対する責任がある。
・空間の履歴:人間の履歴と同じように、空間にも履歴がある。
 (過去があって現在がある)

世代を超えて残すには
・社会的共通資本:社会全体にとって共通の財産として、社会的な基準に従って管理・運営される。
 それぞれの分野の専門家によって、専門的知見にもとづき、職業的規律に従って管理、運営される。

 正しく剪定された木は落葉しても美しい。


○仙台市の街路樹管理(良い例)
・街路樹管理の理念と技術が継承されている。
・街路樹管理の価値を市民が共有している。
・街路樹管理に関して行政がリーダーシップを発揮している。
 「樹木の剪定は散髪ではなくて手術」
 「強剪定はさせない」

 左が仙台市の剪定.右が国交省の剪定.


(続く)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 住民監査請求の却下に対する... | トップ | 「緑は世代を超えるもの/世... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

神宮外苑再開発 見直し」カテゴリの最新記事