「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

「ぼくはうみがみたくなりました」 (3)

2009年09月24日 22時14分17秒 | Weblog
 
(前の記事からの続き)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/59716437.html

 一般の商業映画と違って、 宣伝費をほとんど かけられなかったにも拘らず、

 1ヶ月足らずの上映期間で 5000人近い 観客を集めました。

 リピーターが 非常に多いそうで、

 しかも 友だちを連れてくる人が 少なくないということです。

 他の映画では なかなか見られないことで、 宣伝によって 観に来るのではなく、

 実際に観て 良かったと思う人が 多かったということでしょうね。

 大輝君もきっと 喜んでいるに違いないと 思いましたが、

 山下さんの知り合いの 霊感の持ち主によると、

 会場に大輝君は来ておらず、 来てもすぐ どこかへ行ってしまうのだそうです。

 いつものように 勝手気ままに、

 自分の好きな所へ おさんぽに行ってるのでしょうか。 (^^;)

 ただ、 映画を 一番の楽しみにしていながら、

 上映直前に 亡くなってしまった 山下さんのお母さんは、

 いつも 会場の一番後ろの席に 来ていたそうです。

 山下さんはそういうことを 信じてるわけではありませんが、

 全然無関のない 別の霊能者にも、 それと全く同じことを 言われたそうです。

 僕も半信半疑ですが、 実のところ どうなんでしょうね?  (^^;)

 いつか 「境界に生きた心子」 も

 「ぼくはうみがみたくなりました」 に 続いていきたいものです。

 心子はきっと 観に来てくれるでしょう。  (^^)

 自閉症とボーダーでは 認知度もまだまだ 天と地の差だし、

 ボーダーは 周りの人も本当に 傷つけられ苦しんでしまうので、

 理解されることも 何十倍も難しいかもしれません。

 それでも 誰かがやらなければならないこと、

 希望を持ち続けて やっていきたいと思っています。