昨日、パイプオルガンと「トッカータとフーガ」のことを書いたら、どうにも脳内バッハが止まなくなり、本日はずっとアタマがフーガです。
同じ「トッカータとフーガ」でも演奏者によってどう違うか。
YouTubeで聴きくらべ開始!
まず、ワタシ的に最も正統派なトッカータとフーガは、こんな感じ。
●トッカータとフーガ 演奏者わかんないや版
このくらい巨大なオルガンで聴いたら、きっと低音好きにはたまらんです。
同じ曲がコープマンの演奏だと、こうアレンジ(というより崩すと言ったほうが・・・)されている。
●トッカータとフーガ(コープマン版)
まあ好き好きでしょうが、私はトッカータの冒頭のいわゆる「たらり~ん、鼻から牛乳~♪」の「り~~~~」のトリルかけっぱなし、がどうも好きでない。
ちなみにビジュアル的にはどちらも似ているが(頭が)、オルガニストにはこのタイプが多いのでせうか?
しかし、オルガンというのは演奏者&楽器によって音色が全く異なる。そこが何とも魅力的だ。
トッカータとフーガは別として、基本的には音色のセンスはコープマンが最も好き
特に、「パッサカリアとフーガ」においては、Ton Koopmanの音色は冴えまくっているなあと。
低音の迫力もすごい。
まあ、聴いてみてください。
●パッサカリアとフーガ(コープマン版)
実はわたくし、バッハの曲で最も好きなのがこの「パッサカリアとフーガ」なのです。
低音の支えのうえに、声部と声部がからみあいながらとぐろを巻いていくような快感・・・。
で、この曲もクラリネットアンサンブルでやりたくて、所属のアンサンブルで譜面を購入してトライしてみたのだが、バスクラリネット以下、我々サイテーなクラリネット達の持ち場は冒頭のロングトーン的なフレーズの繰り返し。
ひ~。めまいがする!息が続かない!
オルガンは「足」だからいいけどぉ~。
というわけで、これをやるのは生まれ変わってオルガニストになってからにしよう、と思うのだった。
はこれからしばらく、岡山写真の放出市。@後楽園にて。
6/9追記:
トン・コープマンが昨秋来日したときのオルガン・リサイタルが10日の午後1時よりNHKhiで再放送されるそうです。
http://www.nhk.or.jp/bsclassic/hvcc/index.html
あぎゃっ、我が家のDVDはハイビジョンも録れるんだっけ…?
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そう言っていただけるとブタはすぐ木に登ります
この後しばらく後楽園&岡山写真を見ていただくことにします
たかちゃんさん
高尚なんてそんなっ(汗)
私も単に気持ちいいから聴いてるだけです~。
やっぱり「鼻から牛乳~」としか
聞こえません
もっと色んな事勉強しておくべきでした。
コメントなんて…とんでもないことでございます。でも、解らないなりに聞くのは大好き
奏でる方に依って
聴こえつく音色の違いは感じられます
岡山の後楽園
一度は行こうね~と言いながら
未だに行かれず...
写真Upが有り難いです♪