5月28日(月)
今日、夕方、PCを立ち上げたらこんな記事が目に止まった。
『2012年5月28日(月)11時38分配信 日刊スポーツ
27日に放送されたNHK大河ドラマ「平清盛」第21話の視聴率が10・2%だったことが28日、ビデオリサーチ社の調べで明らかになった(関東地区)。これまでワーストだった11・3%を含め3回にわたり11%台を出しているが、10%台は初めて。低視聴率に悩む同ドラマだが、ひとケタも目前のピンチとなっている。』
一読、そらみたことかと思った。実は私も昨晩、「平清盛」第21話―保元の乱―を視て、その余りに馬鹿馬鹿しい視聴者をそっちのけにしたような、演出家か脚本家かの独り善がりの映像展開に我慢がならなくなった。
視終わるや否や晩酌代わりの缶ビール1本(350ml)を空けた勢いも多少手伝ってか、NHKお客様センターとかへ電話した。
私の支離滅裂な訴えの一部始終を思いだすまま記せば次のような次第である。
…今戦闘場面を映したかと思うと、次の瞬間パッと画面が切り替わって、屋敷の中で男達の戦闘の帰趨を案じる女達の画面、そしてまた戦闘場面だ。そうかと思うと天皇、上皇それぞれの陣営での似たような軍議の場面。とにかくチャカチャカと落ち着き無く画面が切り替わる。どだい、どうしてこんなものを、はなから大河ドラマのテーマに選んだのか。
平安末期のこの時代は、日本の歴史上でも応仁の乱と同様、否それ以上に天皇家と摂関家のコップの中の権力・内紛争いと、その夫々に扈従する新興武士団が複雑に絡み合う時代背景の中で、小説ならともかく一般大衆的なお茶の間TVドラマに仕立てるには無理なのではなかったか…。
これに対して、製作担当者は『本当の平安時代を描いてみせる』と息まいていたように聞いた。その結果がこれである。
製作担当者の芸術よがりか、拘りかは知らないが、とにかくその独り善がりがはなもちならないのだ。
小さなことを言えば、清盛が事あるごとに振り回す中国だか韓国だかの直刀か剣かはしらないがあれは何だと言いたくなる。
そして、何よりも、NHKは総力をあげて、一体、このドラマにどれぐらいの金を使っているのか?
この問いに対しては、NHKの担当者は、インターネットでNHKの決算書を見てくれとのたもうた。ただし個別のドラマにいくらかかかったなんてのは公表していないとのことだ。
これを聞いて、私の頭の中はさらに煮えくり返った。
独立プロか映画会社が自分の金で製作するなら、どんなものを作ろうと何も言う事は無い。だが、NHKはその視聴料を支払い拒否すれば、裁判所に訴えて支払い命令を出させてでも徴収するというのだ。
これは、いわば第二の税金だ。我々のお金で製作しているのだ。であるならば、もっと費用負担者である視聴者にわかりやすくこのドラマにいくらかかりました。紅白はいくらです。と分かりやすく公表すべきではないか。
これに対しては、先の担当者は、半ば、個人的には同感だというような答えをした。
そして次に私が指摘したのは、NHKは一体どんな基準でドラマのテーマを決め、その脚本家を決めているのかである。
これこそは、紅白に並ぶイベントとして、脚本・企画をプロ・アマを問わず公募して決めるべきではないかと。
どうも、最近のNHKは、NHKそのものを国民共有の公共放送機関であることを度忘れして、何かNHK職員の一部のお偉方のお気に入りに繋がるもの等のあたかも持ち物のであるように勘違いしていはしないのだろうか。
それが何より証拠には、全ての企画や、出演者について、自分たちのお仲間やお気に入りのお友達同士の中から恣意的にを選んでいるように思えてならないのだ。
一番目に付くアナウンサーについても同様である。これまでも何度も言うようだが、特定のトップの何方かのお気に入りと思われる者ばかりを、そしてお気に入りとあらば定年を過ぎたはずのM氏やK女史など重用しているようにみえてしょうがない。
私のお気に入りの内藤啓二アナの所在を訊けば、今は名古屋とか。定期異動の公平な人事の結果とか…。
出演者の方もそうだ。京都からはベネシアさん。映画では山本晋也氏。この頃は教育評論家の失礼ながらおかまのような某氏等々。極め付きは演歌番組。毎晩のように同じ顔ぶれがお出ましだ。そして十年一日どころかの古い歌のオンパレード。
NHKには率先して日本の伝統芸能を維持振興すべき役割があるはずの日本民謡なんかはめったにおめにかかれない。
かてて加えて、この頃は質の高いドキュメタリー番組が激減したように感じられる。再放送の何んと多いことか。
これはひたすら経費削減につとめて黒字決算にしてNHKトップ役員の政府・議会への印象を好くしようとするのではないかと勘ぐるほかない。
日頃、漠然と感じてきたNHKへの不信感のたけを、思い切り吐き出してはみたものの、どうせ山家の一視聴者の寝言など大NHKにとっては、蟷螂の斧にもなら無いだろう虚しさだけが後味悪く残っただけだった。
それでもTVのボタンを押せば、ほとんどNHKしか視ない悔しさをどうすればいいのだろうか…と、思うこの頃、さて皆さまはいかがお思いでしょうか…。
ー追記、5/30ー
今朝、何気なくBS103をつけたら、画面いっぱいに関口知宏が屋台のドリアンに顔をくっつけるや、「ああ、たまらないこの臭い」とのけぞるところをアップしていた。
これを視て、昨日、NHKお気に入り出演者の大物をさらに一人見落としていたことに気が付いた。
そうだ、この男もだ。最初にお目にかかったのは、日本国内のJR線を使って一筆書きのように一周する企画だった。
これはそれなりに目新しく、彼の巧みなスケッチや自作の曲を入れたりと面白かった。その強行スケジュールを見ていて、いくら若くても大変だろうなと同情もした。
彼の背後に私もよくカラオケで歌った「アカシヤの雨に打たれて」の西田佐知子の愛息を案ずる顔を見た気もした。
ところが、NHKはこの番組の手応えがよほど好かったのかどうか、今度は、大陸中国の鉄道の旅番組で二匹目のドジョウを狙った。
そしてその次は欧州鉄道の旅をやらせていた。
これは、あまりにもやらせすぎではないか。
何も、関口知宏だけに視聴者から強制徴収した視聴料で世界の隅々まで何年も旅行させることはないではないか。
若いタレントなら出番を待って居る者がごまんといるではないか…。なぜ、NHKはそのような若い無名のタレントを発掘して育てようとしないのか…、そのような若者にチャンスを与えようとしないのか。
NHKは、何故、西田佐知子、関口宏の有名人二世をこんなにも重用するのか…。そこにはその両親と親しくするNHKトップの恣意をみてしまうのは、これもまた下司の勘ぐりだろうか…。嗚呼、やんぬるかな、やんぬるかな!
今日、夕方、PCを立ち上げたらこんな記事が目に止まった。
『2012年5月28日(月)11時38分配信 日刊スポーツ
27日に放送されたNHK大河ドラマ「平清盛」第21話の視聴率が10・2%だったことが28日、ビデオリサーチ社の調べで明らかになった(関東地区)。これまでワーストだった11・3%を含め3回にわたり11%台を出しているが、10%台は初めて。低視聴率に悩む同ドラマだが、ひとケタも目前のピンチとなっている。』
一読、そらみたことかと思った。実は私も昨晩、「平清盛」第21話―保元の乱―を視て、その余りに馬鹿馬鹿しい視聴者をそっちのけにしたような、演出家か脚本家かの独り善がりの映像展開に我慢がならなくなった。
視終わるや否や晩酌代わりの缶ビール1本(350ml)を空けた勢いも多少手伝ってか、NHKお客様センターとかへ電話した。
私の支離滅裂な訴えの一部始終を思いだすまま記せば次のような次第である。
…今戦闘場面を映したかと思うと、次の瞬間パッと画面が切り替わって、屋敷の中で男達の戦闘の帰趨を案じる女達の画面、そしてまた戦闘場面だ。そうかと思うと天皇、上皇それぞれの陣営での似たような軍議の場面。とにかくチャカチャカと落ち着き無く画面が切り替わる。どだい、どうしてこんなものを、はなから大河ドラマのテーマに選んだのか。
平安末期のこの時代は、日本の歴史上でも応仁の乱と同様、否それ以上に天皇家と摂関家のコップの中の権力・内紛争いと、その夫々に扈従する新興武士団が複雑に絡み合う時代背景の中で、小説ならともかく一般大衆的なお茶の間TVドラマに仕立てるには無理なのではなかったか…。
これに対して、製作担当者は『本当の平安時代を描いてみせる』と息まいていたように聞いた。その結果がこれである。
製作担当者の芸術よがりか、拘りかは知らないが、とにかくその独り善がりがはなもちならないのだ。
小さなことを言えば、清盛が事あるごとに振り回す中国だか韓国だかの直刀か剣かはしらないがあれは何だと言いたくなる。
そして、何よりも、NHKは総力をあげて、一体、このドラマにどれぐらいの金を使っているのか?
この問いに対しては、NHKの担当者は、インターネットでNHKの決算書を見てくれとのたもうた。ただし個別のドラマにいくらかかかったなんてのは公表していないとのことだ。
これを聞いて、私の頭の中はさらに煮えくり返った。
独立プロか映画会社が自分の金で製作するなら、どんなものを作ろうと何も言う事は無い。だが、NHKはその視聴料を支払い拒否すれば、裁判所に訴えて支払い命令を出させてでも徴収するというのだ。
これは、いわば第二の税金だ。我々のお金で製作しているのだ。であるならば、もっと費用負担者である視聴者にわかりやすくこのドラマにいくらかかりました。紅白はいくらです。と分かりやすく公表すべきではないか。
これに対しては、先の担当者は、半ば、個人的には同感だというような答えをした。
そして次に私が指摘したのは、NHKは一体どんな基準でドラマのテーマを決め、その脚本家を決めているのかである。
これこそは、紅白に並ぶイベントとして、脚本・企画をプロ・アマを問わず公募して決めるべきではないかと。
どうも、最近のNHKは、NHKそのものを国民共有の公共放送機関であることを度忘れして、何かNHK職員の一部のお偉方のお気に入りに繋がるもの等のあたかも持ち物のであるように勘違いしていはしないのだろうか。
それが何より証拠には、全ての企画や、出演者について、自分たちのお仲間やお気に入りのお友達同士の中から恣意的にを選んでいるように思えてならないのだ。
一番目に付くアナウンサーについても同様である。これまでも何度も言うようだが、特定のトップの何方かのお気に入りと思われる者ばかりを、そしてお気に入りとあらば定年を過ぎたはずのM氏やK女史など重用しているようにみえてしょうがない。
私のお気に入りの内藤啓二アナの所在を訊けば、今は名古屋とか。定期異動の公平な人事の結果とか…。
出演者の方もそうだ。京都からはベネシアさん。映画では山本晋也氏。この頃は教育評論家の失礼ながらおかまのような某氏等々。極め付きは演歌番組。毎晩のように同じ顔ぶれがお出ましだ。そして十年一日どころかの古い歌のオンパレード。
NHKには率先して日本の伝統芸能を維持振興すべき役割があるはずの日本民謡なんかはめったにおめにかかれない。
かてて加えて、この頃は質の高いドキュメタリー番組が激減したように感じられる。再放送の何んと多いことか。
これはひたすら経費削減につとめて黒字決算にしてNHKトップ役員の政府・議会への印象を好くしようとするのではないかと勘ぐるほかない。
日頃、漠然と感じてきたNHKへの不信感のたけを、思い切り吐き出してはみたものの、どうせ山家の一視聴者の寝言など大NHKにとっては、蟷螂の斧にもなら無いだろう虚しさだけが後味悪く残っただけだった。
それでもTVのボタンを押せば、ほとんどNHKしか視ない悔しさをどうすればいいのだろうか…と、思うこの頃、さて皆さまはいかがお思いでしょうか…。
ー追記、5/30ー
今朝、何気なくBS103をつけたら、画面いっぱいに関口知宏が屋台のドリアンに顔をくっつけるや、「ああ、たまらないこの臭い」とのけぞるところをアップしていた。
これを視て、昨日、NHKお気に入り出演者の大物をさらに一人見落としていたことに気が付いた。
そうだ、この男もだ。最初にお目にかかったのは、日本国内のJR線を使って一筆書きのように一周する企画だった。
これはそれなりに目新しく、彼の巧みなスケッチや自作の曲を入れたりと面白かった。その強行スケジュールを見ていて、いくら若くても大変だろうなと同情もした。
彼の背後に私もよくカラオケで歌った「アカシヤの雨に打たれて」の西田佐知子の愛息を案ずる顔を見た気もした。
ところが、NHKはこの番組の手応えがよほど好かったのかどうか、今度は、大陸中国の鉄道の旅番組で二匹目のドジョウを狙った。
そしてその次は欧州鉄道の旅をやらせていた。
これは、あまりにもやらせすぎではないか。
何も、関口知宏だけに視聴者から強制徴収した視聴料で世界の隅々まで何年も旅行させることはないではないか。
若いタレントなら出番を待って居る者がごまんといるではないか…。なぜ、NHKはそのような若い無名のタレントを発掘して育てようとしないのか…、そのような若者にチャンスを与えようとしないのか。
NHKは、何故、西田佐知子、関口宏の有名人二世をこんなにも重用するのか…。そこにはその両親と親しくするNHKトップの恣意をみてしまうのは、これもまた下司の勘ぐりだろうか…。嗚呼、やんぬるかな、やんぬるかな!
NHKは、視聴者をなんだと思っているのか。
国会で審議に持ち込んでいいくらいの議題だと思います。
なぜ、ブログのオーナー様は、政府に訴えることはしないのですか???
署名運動が必要なら、喜んで手伝うくらいの気持ちは非常にあります。
NHKの役員・社長の改編もしていいくらいと思いますが、いかがお考えですか?
ところで「なぜ、ブログのオーナー様は、政府に訴えることはしないのですか???」とのこと。
私といたしましては、今のところ、そこまで実際の行動に出るまでには至っておりません。
ただ、あまりにも眼に余るので、皆さまは、いかがお思いか問題提起してみました。
NHKについては、もう5、6年前でしょうか、週刊新潮が一時取り上げただけのように記憶しております。
今の大新聞、大メディアはみんなお仲間同士で見てみぬ振りをしているのではないでしょうか…。
そして政治家は影響力の強大なNHKに対しては大蛇に睨まれた小指の爪の先ほどのモリアオガエルのようなものではないでしょうか…。
まことに歯がゆい限りです。