蛾遊庵徒然草

おこがましくもかの兼好法師にならい、暇にまかせて日頃感じたよしなし事を何方様かのお目に止まればと書きしるしました。

この頃、大相撲がつまらない!

2010-01-22 23:37:59 | 日常雑感
1月22日(金)晴れ、暖。

 今日の大相撲。あれは何だ。白鵬の無様さ。いくら大関とは言うものの毎場所、引退線上の土俵俵(タワラ)を辛うじて伝い歩きの魁皇に、無様に送り出されるとは。
 おまけに琴欧州の不甲斐なさ。僅か21秒少しで腕(かいな)ひねりで土俵に叩きつけられるとは。

 琴欧州もどうやら大関止まりのようだ。これって、やっぱり佐渡ケ嶽部屋の親方(元関脇)琴ノ若の優しさが災いしているのではなかろうか。琴光喜、琴奨菊後一歩の踏ん張りがきかないのだ。見ていて歯がゆくてしょうがないのは私だけだろうか。
 
 琴欧州が、九重部屋へ入っていたらどうだろうか。もっとも、琴欧州は佐渡ケ嶽部屋だったからこそ、ブルガリアへ逃げ帰らずにここまでこられたともいえる。

 それにしても、朝青龍のしぶとさ、ふてぶてしさはどうだろうか。まさに政界の小沢一郎閣下なみである。だが、こちらははるかに可愛げがありはしないか。
 そしてここ一番の強さ、相撲の巧さ、豪快さは、まさに天才というほかないのではないか。
 
 とはいえ、ここのところの大相撲のつまらなさはどうだろうか。
 その原因は、大関以下の力士の毎場所見せてくれるエレヴェーターぶりにあるのではないか。
 期待を持たせたと思ったら、次の場所では急降下。
 
 これって、年6場所の今の制度が根本原因ではないのか。見るほうも一ヶ月おきでは新鮮味が失せて忙しくてしょうがない。

 大相撲は日本の四季とともにあるのだ。春夏秋冬年4場所が自然ではないか。力士だって4場所となれば、それだけチャンスが少なくなり、真剣に体調を整えて、覚悟を決めて臨むようになるのではないか。
 
  それが今のようでは、「まあ、いいか、今場所落としったって、無理することはないや。また直ぐ来場所があらー」というような気分に浸ってしまっているのではなかろうか。

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