立ち喰い Style

ファストフードの原型、立ち食いという様式美

3大チェーン価格比較 [2018/5/7基準] '18/5/15追記

2018-05-13 12:57:54 | 業界研究/価格動向
2018/5/7より「小諸そば」で価格改定が行われたので、「小諸そば」の新価格も反映させて、
久しぶりに「小諸そば」「富士そば」「ゆで太郎」、3大チェーンの価格を定点観測しておこうと思います。
※前回調査 [2016/3/22版]

※「富士そば」は、近隣競合店の有無により価格を変えたり、店舗独自のメニュー展開をしますが、
 公式Webサイトに掲載されている標準店価格を原則として採用しています。
※ゆで太郎(ゆで太郎システム 運営店舗)の標準価格 公式Webサイト
※ゆで太郎(信越食品 運営店舗)の標準価格 公式Webサイト
※小諸そばの標準価格は公式Webサイトに記載が無いので実地調査の結果を採用。九段下駅前店 2018/5/10撮影


その他、実地調査で収集したなるべく新しい参考資料は下記の通り
・小諸そば 飯田橋店の券売機メニュー 2018/5/7撮影


・ゆで太郎(信越食品 運営店舗) 南砂店の券売機メニュー 2018/4/13撮影


・富士そば 大森店の券売機メニュー 2018/5/10撮影


「かけ」
・小諸そば 290円
・ゆで信越 320円
・ゆでシス 320円
・富士そば 300円

価格改定後も一番安いのは「小諸そば」

「もり」
・小諸そば 290円......大盛1.5倍  30円増、二枚盛り2.0倍 60円増
・ゆで信越 320円......大盛1.5倍 100円増、特もり3.0倍 280円増
・ゆでシス 320円......大盛1.5倍 100円増、2枚もり2.0倍 150円増、特もり3.0倍 280円増
・富士そば 300円......大盛1.5倍 100円増、特もり2.0倍 200円増、富士山3.0倍 300円増

「小諸そば」で、そばを「3.0倍」にするためには、二枚盛り×2=120円増しで済むネ

「かき揚げそば」(「富士そば」では「天ぷらそば」と称する)
・小諸そば 390円......かき揚げ単品 120円⇒20円割引している
・ゆで信越 420円......かき揚げ単品 100円
・ゆでシス 420円......かき揚げ単品 120円⇒20円割引している
・富士そば 410円......かき揚げ単品 110円

かき揚げの単品価格を単純にプラスする「富士そば」と「ゆで太郎(信越)」に対し、
「小諸そば」「ゆで太郎(システム)」は定番メニューとして割引を行っているヨ

「かき揚げ玉子そば」
※(「ゆで太郎(システム)」は単品組み合わせ。「ゆで太郎(信越)」と「富士そば」では「天玉」と称する)
・小諸そば 440円......玉子単品 50円(生玉子のみ)
・ゆで信越 470円......玉子単品 60円(生玉子・温泉玉子、茹で玉子から選べる♪)⇒10円割引している
・ゆでシス 490円......玉子単品 70円。温泉玉子単品は100円...
・富士そば 470円......生玉子/温泉玉子 単品 各60円

「いか天そば」(「ゆで太郎(システム)」は単品組み合わせ)
・小諸そば 400円......イカ天単品は120円⇒10円割引している
・ゆで信越 ---円......イカ天発売中止
・ゆでシス ---円......イカ天発売中止
・富士そば ---円......イカ天発売中止

イカ/タコの仕入れ値が上昇している昨今...「小諸そば」以外ではメニュー落ちになってしまっています
 富士そばでは店舗裁量で出してる店舗もあるし、
 ゆで太郎(信越食品)でも「当店限定メニュー/トッピング」で出している店舗も結構ある

「朝そば」or「朝定食」(一番安いもの)
・小諸そば ---円......だいぶ前から朝メニューの提供無し
・ゆで信越 360円......ご飯付きの朝定食。ミニカレー、納豆、高菜ご飯の3種。朝そばの提供は無し
・ゆでシス 330円......朝そば。揚げ玉フリー、温冷(かき揚げorわかめ)+玉子 or 大根おろし
・富士そば 320円......朝そば。温冷(たぬきorきつね)+玉子+わかめ

「ゆで太郎(システム)」には「朝定食(360円)」もある

「富士そば」は店舗により「夕そば(320円)」や各種「朝食セット(320円~)」なども展開しているネ
ある程度、店舗に裁量が任せられているため自由度が高いのが特徴的ですね。

フルサイズ「かつ丼」
・小諸そば 510円......ヒレカツ丼
・ゆで信越 570円......味噌汁付き
・ゆでシス 650円......ジャンボかつ丼。使用するカツは大きめ。ミニそば付(汁物)
・富士そば 490円......吸い物付き


「富士そば」は従来のセット物としての枠を越えて「かつ丼」などのボリュームのあるご飯物に注力しているし(デカ盛りの「よくばりコンポ」もある)、「ゆで太郎(システム)」は「日本そば」の枠すら吹き飛ばして「中華そば」の投入を行うなど、3大チェーンそれぞれの方向性に大きく開きが出てきているので、麺類中心の数品の価格を比べるだけでは、あまり意味が無いかもしれませんが......その辺りは今後の課題という事で......。

2018/5/16 追記
並びに「小諸そば」東京駅前店があるため、
競合店対策として例外的に特価設定となっている「富士そば」八重洲口店の券売機メニュー。

(クリックで拡大) 2018/5/15撮影

今回の「小諸そば」の値上げで、ここの富士そばの方が安いメニューが出現したねー(^^♪
「かけ・もり」280円で10円安い。「たぬき・冷やしたぬき」は340円で同額。
その他、天ぷらそば系統は小諸そばの方が安いけど、朝そばもあるし競合店対策としてやっと機能するかな。
ここ「八重洲口店」は大盛りや特盛りも「富士そば」の標準価格の半額だね。そして、「いか天」がある!!

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