てつがくカフェ@ふくしま

語り合いたい時がある 語り合える場所がある
対話と珈琲から始まる思考の場

てつがくカフェ@ふくしま2018.12.22.「平成とはいかなる時代であったか?」

2018年11月26日 16時35分09秒 | 開催予定
前回、急遽開催した、ヤノベケンジ氏を迎えてのアートdeてつがくカフェは、

取材陣も含めると53名もの参加者が集まり大盛況でした。

この勢いのまま、年内最後のてつカフェも盛り上がってまいりたいと思います。

テーマは、来年の4月で平成時代も終わりということで、

平成の30年間を振り返ってみたいと思います。

てつがくカフェ@ふくしま2018.12.22.
【テーマ】「平成とはいかなる時代であったか?」
【日 時】2018年12月22日(土)
     16:00~18:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター 多目的ホール
      チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料 (飲み物も無料)
【事前申し込み】不要 (直接会場にお越しください)
【問い合わせ先】onohara@educ.fukushima-u.ac.jp




当時の小渕官房長官の説明によれば、「平成」という元号には、

『史記』の「内平外成」と『書経』の「地平天成」より、

「国の内外、天地とも平和が達成される」という願いが込められていたそうです。

平成元年は西暦で言うと1989年。

日本はバブル経済のまっただ中でした。



たしかにある意味平和な時代だったかもしれません。

世界的に見るとベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦が終結したのが1989年です。



世界全体が浮き足立ち、未来はバラ色であるかのような気配が漂っていました。

(私自身は先の見えない大学院生だったので、

 バブルの恩恵を何ひとつ受けられませんでしたが…)

しかしその後バブルはあっさりはじけ、

日本は「失われた20年」に突入していきます。

そんな中、阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件が相次いで発生します。





世界レベルでも冷戦が終結して平和な時代が訪れるかと思いきや、

湾岸戦争から9.11へと、新しい戦争の時代に突入していきました。



そして、3.11。





ざっと振り返るだけでも盛りだくさんの30年間でした。

おおよそ「平らかに成る」とは正反対の時代だったようにも思います。

皆さんは平成時代というと何を真っ先に思い出すでしょうか。

平成を振り返るにはまだちょっと早すぎるかもしれませんが、

これからそういうブームがやってくるものと思われますので、

一足お先に平成を総括してみたいと思います。

「てつがくカフェ@ふくしま」は、

昭和生まれの方でも平成生まれの方でも気軽に対等に、

安心して何でも話し合える場です。

初めての方もお気軽にご参加ください。