てつがくカフェ@ふくしま

語り合いたい時がある 語り合える場所がある
対話と珈琲から始まる思考の場

てつがくカフェ@ふくしま2017.11.19. 「市民には何ができるか?」

2017年11月02日 12時42分55秒 | 開催予定
次回のてつカフェはいろいろといつもとは違う形で開催します。
まず日程ですが土曜日ではなくて11月19日の日曜日に開催となります。
時間も違います。
14時00分~16時00分に開催します。
そして会場も違います。
昔よく使っていた「A・O・Z(アオウゼ)」での開催となります。
最近よく使わせていただいているのは「福島市市民活動サポートセンター」ですが、
その「ふくサポ」が11月19日に「A・O・Z(アオウゼ)」において、
「ふくしま市民活動フェスティバル2017」という催しを開くそうなんです。
日頃お世話になっている「ふくサポ」ですので、恩返しというわけではありませんが、
そのフェスティバルに協力することになりまして、
フェスティバル内でてつカフェを行うことになりました。
というわけで日時や会場がいつもと異なるわけです。
せっかくの機会ですので、それにちなんだテーマを立ててみました。

てつがくカフェ@ふくしま2017.11.19.
【テーマ】「市民には何ができるか?」
【日 時】2017年11月19日(日)
     14:00~16:00
【場 所】A・O・Z(アオウゼ)
     MAXふくしま4階 小会議室1
【参加費】無料
【事前申し込み】不要 (直接会場にお越しください)
【問い合わせ先】fukushimacafe@mail.goo.ne.jp


思い起こせば今は亡き旧民主党の結党当時(1996年)のキャッチフレーズが、
「市民が主役の民主党」でした。
国民や公民の概念に代わって市民がクローズアップされるようになってきたのが、
20世紀末のこの時期だったと言えるのではないでしょうか。
NPO法(特定非営利活動促進法)が制定されたのもこの時期(1998年)でした。
その後、市民活動や市民運動は隆盛になってきているようにも見えますが、
でははたして「市民が主役」の世界は実現されたのでしょうか?
2001年の9.11や2011年の3.11後の世界を見てみると、
市民は国家や大企業に翻弄されるばかりで、
ちっとも主役扱いしてもらっていないようにも思えます。
はたして市民は何者で、何ができ、何をなすべきなのでしょうか?
今回は「市民とは何か?」のように哲学的な問いは立てず、
「市民には何ができるか?」という実践的な問いを立ててみましたが、
この問題を考えていく上で、市民とは何か?、市民活動とは何か?、その存在意義は?、
といった根源的な問いについても考えていく必要が出てくるかもしれません。
もちろん「てつがくカフェ@ふくしま」も市民活動のひとつなわけですから、
自分たちの活動自体を問い直す場面も出てくることでしょう。

というわけで、11月は市民や市民活動について語り合います。
「てつがくカフェ@ふくしま」は初参加の方でも気軽に、対等に、
安心して何でも話し合える場です。
皆さまのご来場をお待ち申し上げております。
日にち(曜日)、時間、場所をお間違えなく!