てつがくカフェ@ふくしま

語り合いたい時がある 語り合える場所がある
対話と珈琲から始まる思考の場

第7回本deてつがくカフェのご案内―開沼博『はじめての福島学』―

2015年07月04日 00時11分38秒 | 開催予定
7月のてつがくカフェ@ふくしまのご案内です。
すでに、開沼博さんのご著書『はじめての福島学』を課題図書とした本deてつがくカフェの開催は告知してありましたが、会場・日時が確定いたしましたので、あらためてご案内申し上げます。
そして、このたび、「てつがくカフェ@ふくしま」は、「わかりやすいプロジェクト」と「福島高校リベラルゼミ・ダイアローグ」との共催で、福島高校図書館を会場として開催させていただく運びとなりました。
両者に関しては、以下にある解説をご覧ください。
いずれも高校生の主体的な学びの実現を目指す活動に取り組まれていらっしゃいますが、高校生と一般参加者による世代を超えた対話の機会を、ぜひ哲学カフェの場で実現したいという三者の思惑が一致し、このたび共催となったわけです。
ゲストには開沼博さんもお招きいたします。
さまざまな観点から『はじめての福島学』から見える哲学的問いをめぐって、大いに語り合いましょう!


てつがくカフェ@ふくしま×わかりやすいプロジェクト×福島高校リベラルゼミ・ダイアローグ 共催

第7回本deてつがくカフェのご案内
【開催日時】 2015年7月11日(土) 16:00~18:00
【開催場所】 福島高校梅苑図書館1F(福島市森合町5-72)
【課題図書】 開沼 博 著『はじめての福島学』(イーストプレス)
【ゲ ス ト】 開沼 博 氏
【お問い合わせ先】 fukushimacafe@mail.goo.ne.jp



          


≪本deてつがくカフェとは≫
「本deてつがくカフェ」とは、あらかじめ課題図書を選定し、事前にそれを参加者全員が読んできて、その作品に含まれる哲学的テーマについて語り合う会です。文学鑑賞会とはちがい、作品論や作家論を論じ合うのではなく、その作品が取り上げている哲学的テーマについて、対話を通じて掘り下げていこうとする試みです。
今回は、あの『フクシマ論』で衝撃的なデビューを果たした社会学者・開沼博氏をお招きして、氏の近著である『はじめての福島学』(イーストプレス)を課題図書とした対話を試みたいと思います。

哲学の専門知識は必要ありません。
どなたでも、ご自由にご参加いただけます。
お茶を飲みながら聞いているだけでもけっこうです。
飲まずに聞いているだけでもけっこうです。
わかりきっているようで、
実はよくわからないことがたくさんあります。
ぜひ、みんなで額を寄せあい語りあってみましょう。


【「わかりやすいプロジェクト」とは】

「わかりやすいプロジェクト」は、「国会事故調報告を出発点とし、世代を超えて『社会のシステム』を考える機会を共有することを目指す」をテーマにて活動しているサークル活動です。高校生・大学生・社会人有志によって2012年秋に発足。これまで国際赤十字原子力関係国福島会議での高校生メンバープレゼン(2014年10月)、首都圏・福島県の高校生による同コメント作り(2015年1月~3月「次世代プロジェクト」)、大人と高校生が対話する「場」作り(2015年5月9日@郡山にキックオフ)等様々な取組を継続しています。福島高校でのガチ輪読会2014年秋に始まりました。


【福島高校リベラルゼミ・ダイアローグ(通称「ガチ輪読会」)とは】

2014年10月福島高校リベラルゼミを契機として発足した生徒主導の「考える場」。国会事故調の報告書や委員会動画、その他の素材を活用し、「自分の頭で考える」「対話を重ねる」「自分を変える」の3つに取り組んでいます。これまで、他校の方、社会人の方に御参加も得つつ、平場の対話のワクワク体験を月一ペースで継続しています。