風に吹かれてぶらり旅

まっすぐに生きる人が好き

初めての明治神宮

2010-06-13 12:08:34 | 徒然
昨日は明治神宮に初参拝してきました。

お目当てはテレビで有名になった「加藤清正の井戸」でしたが
明治神宮は一度も行ったことがなかったので、
せっかく近くに住んでいるのだから行ってみようと思ったのです。

いやー

驚きました。
何にって、あまりの広さに。
原宿ですよ、原宿!
人が集まる立地のいい場所に
こんなにゆったりした空間があるなんて信じられない。
あ、そんな見方は下品かなぁ…

でも、なぜ原宿・渋谷には人が集まるか
この神社に来て分かったような気がしました。
そう、明治神宮があるからなのだと思います。

明治天皇皇后を祭神とする神社
ということはまだ新しい神社なのに、新しい感じがしなかった。
今年でご鎮座90年だそうです。

木製の大きな鳥居をくぐり、とにかく広い参道を歩くこと10分
途中で清正井の入口がありましたが、まずは本殿にお参りしてから帰りに寄れたら寄ろうと思い
通りすぎてきました。

明治天皇皇后様が神様ってことは現実に生きていた人が神になったということで…
なんだか神様の姿をイメージしやすかった。
お二方に初めて会いにいく、という感覚だった。

今の天皇皇后両陛下に個人的に会うなんて叶わないけど
明治神宮ではかつての両陛下に会えるのだからなんだか親しみがわいた。

さて、本殿にお参りしましたが…
いや~
とにかくみやびでございます。
お昼頃に行ったけど、高貴な凛とした雰囲気が漂っておりました。
本殿内は写真撮影禁止で、ドレッドヘアの外国人がカメラを向けていたら警備員に注意されていました。
そうそう、参道入口の鳥居の脇に外国人観光客らしき人が座りこんでいたのも
「スタンダァップ!」と警備員が言って立ち退かせていたので
大切にされている神社なんだなと思いました。

今回は初めてお参りさせて貰った感謝とご挨拶、
そして私の力を最大限に発揮できる人の何かで人の役に立てるようになりますようにとお願いしてきました。

だって…
天皇も私も同じ人間なのに、
かたや天皇は沢山の人の為に力を尽くし、死後も神となって人々の幸せの為に働いているのに
私は自分のことで悩んだりして一人部屋で悶々としたり、人間関係でいらいらしたり…

自分が恥ずかしくなったのです。

天皇と私と、立場は全然違うし比べるべきではないけど…
私にも私にしかできないことがあるはず!と思う。

かと言って
「じゃあ君しかできないことはこれね、やって」と
あっさり教えてもらっても…なんか軽くていやだけどさ。

はい、わがままです。
ごめんなさい。
やっぱり自分で試行錯誤しながら掴むしかないんだろうなー…

はぁ…

帰りにおみくじをひいたところ吉凶はなく、
皇后様の歌が書かれていた
「糸
一すぢの その糸ぐちもたがふれば
もつれもつれてとくよしぞなき」

「世の中も糸巻きと同じように、複雑でもつれ易いものです。
お互の立場をよく理解し合って、自分の行くべき道を間違えぬように気をつけ、むずかしい問題は、よく研究して、解決の糸口を見出しましょう
(糸巻を解く心得で世を渡る)」

…うむぅ

感情的にならず、冷静に多角的に事を見極め、慎重に行動しなさい

ってことか…


がむばります。


あー…やっぱりもっと勉強しなきゃ。
資格だけじゃなくて、会社や社会のこと
自分自身のこと
知らなすぎる。

明治神宮だって有名で昔から知っていたのに、実際にお参りして境内に入ったのは初めてだもんなあ…

知ったつもりになっていることが沢山あるのだ。
む!
家で腐っている場合ではないなっ!


そんなお言葉を頂戴した帰り道、
清正井の入口はもう締切っていました。

なんとまあ…

30分くらいしかたっていないのに。
正しくは、
清正井をみるには整理券が必要で、その配布が終了していたのでした。
確か、13時前だったかな…

昨日は土曜日というのもあったからだろうけど
お昼には整理券の配布が終わってしまうようです。
ディズニーランドのアトラクションかよ!
っていう人気ぶりですね。

なので今回は行けませんでした。

5時開門だから今度は早朝に行ってみようかな…

ネットで調べたところなんでも清正の井戸は、都内でも珍しい自然の涌き水で、富士山からの龍脈にあたるらしく
清正井の写真を携帯の待受にしていたら仕事がとれた、とか
いいことが起きたという人が沢山いるらしいです。
私も江原啓之出演のテレビ番組の動画を見て知りました。

んー…
ミーハー心があるのは否めませんが、興味があるので
また折をみて行ってみようと思います。

しかし、原宿・表参道の人混みはひどい!
土日の日中は行くもんじゃありません。
あ、でも初めてiPadを触れたからそれはよかったけど…

今は学び、力を蓄え、「その時」に備える時期なのだと明治神宮の神様に教えて貰った初参拝なのでした。

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