風に吹かれてぶらり旅

まっすぐに生きる人が好き

なりたいもの・やりたいこと

2007-03-20 01:34:58 | 徒然
 よく考えてみたら当たり前といえば当たり前なんだけど、

将来なりたいもの(姿、自分)と、やりたいこと(好きなこと)は別物なんだと最近わかってきた。
前は両方がごちゃごちゃだった。

それをしっかり分けて考えると、現実的に私の未来を描けそうな気がする。こんな曖昧な言い回ししかできないのは、まだあまり具体的に何か目標を設定しているわけではないから。まだ、考える余裕がないんだな。片付けたいことがもう少しある。

 でも最近、実感として自分がとてもポジティブになっている感覚がある。それは…体の調子が戻ってきたことと、自分の限界を知ったことと、自分が女であることは色々な制限はあるけれど実はとても楽しいことなのだということ…、ムリをしなくていいということを知った。自分の能力以上に頑張らなくていいんだと。
男性に頼るということの意味が分かった。それは単なる甘えじゃなくて、役割分担をするということで、必要なことなんだ。
そしてそれは向上することを放棄することとは違って、
自分が伸ばしたいことを伸ばす努力を怠らなければいいんだと分かった。

 
 今日はほぼ定時であがることができたので、前の職場に顔をだしてきた。
昔一緒に働いていた同僚と話していると、昔の自分と今の自分がだいぶ変わってきたことに気が付く。
仕事に関して、やっぱり自分は今の業界で生きて生きたいと思った。今まで働いてきた体に障害を持った方の介助、園芸店、そこで働くことは私にとってとても誇らしいことだった。でも建物をつくることに関して私は特別に情熱を傾けられるんだと思った。その自信があるから、多分、現場事務の仕事もいい緊張感をもってできるんだと思う。
今までいた職場はみんないい人達ばかりだった。
そんな環境を飛び出すことはとても勇気がいることだった。そこでは私を必要としてくれたから。
でも、みんなに送り出してもらって、色んな人の助けを借りて色々学ばせてもらって今建築に関わる仕事ができてとても幸せだなと思う。

 やりたいことは、山ほどあるけど、とりあえず…生きているこの時間を、二度と帰ってこない27歳の3月20日を楽しみたいと思う。「自分なんて」なんて思わずに、臆することなく女を磨いて、自信を持って生きたい。

 先週、いつも何かといい刺激をくれる設計監理のおじさんがまた面白いことを言っていた。
「人間の脈拍数って人によって死ぬまでに何回って決まってるんだって。あと、DNAを調べるとこの人はあとどのくらい生きるってだいたいわかるらしいよ」…このへんは難しい話だったのであまり良く覚えていない…
「でもね、人間は寿命がある程度短いから進化してきたんだよ。人間の平均寿命がもし200歳だったら人類は今まだサルだよ」

 「今って大事なんだ」と思う話じゃあないですか。
最近、ああいつまでも若いわけじゃないんだなと思うことがよくある。
だからといって悲観的になることはないけど、やっぱりその事実からは目はそらせない。

 なりたいものに私は少しずつ近づいてきている。遠回りしてきたけど、本当に少しずつ自分の居心地のいい世界にやってきた。建築物も好きだけど、建物を作ることが好きなんだ。そこでは本気になれるし、臆せず自分のエネルギーをぶつけることができる。

 やりたいこと、好きなことは色に関わること。表現すること…
それはモチロン建物についてもそうだし、2次元の紙やパソコン上、3次元の空間をコーディネートする花などの植物、インテリア、ネイルアートなどファッション…そして自分自身や生活そのもの、それらを自分のセンスでデザインすること。
それはお金を稼ぐこととは違うことだ。
むしろ自分がお金や時間を費やして身につけて、アウトプットするもの。

 この「なりたいものとやりたいこと」はリンクしているけど、別の世界で実現していくものなんだと思った。

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