風に吹かれてぶらり旅

まっすぐに生きる人が好き

一年の計は元旦にあり

2008-01-01 13:34:14 | 徒然
「一年の計は元旦にあり」
黒い表紙の、分厚い広辞苑をひらいてみると、
「一年中の計画はその年の初めに決めておくのがよい」と書いてあった。

おっとその前に、
改めまして、皆様あけましておめでとうございます。
昨年も読んでくださってありがとうございました。
今年一年も悲喜こもごもあると思いますが、
そんな日々をブログに書かせていただきたいと思いますので、
今年も「風に吹かれてぶらり旅」を宜しくお願いいたします。


さて…

昨年12/29~1/3の6連休、あっという間に4日目がきてしまった。
といっても、この3日間は何も考えず、気ままに過ごしたので仕方がない。
自分でも何をやったかよく覚えていない。
ずっと自分の世界に入っていたんだと思う。

28日 仕事納め
16時~会社の会議室で立食パーティー後、
品川で営業部門常務の誕生日パーティーを兼ねたカラオケ大会


立食パーティーでは社長に手相をみてもらった。
占い結果は「いい子だ…」ということだった。
「純情、もっと自分を大切に磨くといい女になる、そういう資質がある。
ただあまり器用じゃない。でもそのまま自分を大切にしてください。
でも天狗になっちゃだめだよ」
あと、「金属」とも言われた。

金属ってなんだろう?
硬いということだよね…磨きなさいということか…。
社長が言わんとするところは
「自分に自分で枠を決めないで、もっとのびのびやりなさい。
行きたいところに、なりたいものになる努力を惜しまず、やってごらんなさい。
なれないなんて、思わずに、叶いますから」ということなんだなと感じた。


どうせ仕事をバリバリしたって結婚したくなるんだからと
仕事を頑張ることをどこか否定していたり、
傷つくことや失敗を恐れて恋愛に臆病になっていたり、
設計やデザインなんて自分には無理だと決め付けていたりとか、
「どうせやっても無理なんだ」と決め付けている自分を戒め、また自由にしてくれる
そんな言葉をもらって嬉しかった。

そして社長と話す機会は滅多にないので、お話できて嬉しかった。
うちの会社の社長は面白い人だなぁと思った。

他にもあったけど、公言すると実現しなくなってしまいそうなので内緒です。

夜のカラオケでは、
宇多田ヒカル『First Love』、中島美嘉『Find the Way』を歌った。
会社の飲み会では上役の人と飲むわけで、好きなように振舞うわけにはいかない。
若者同士、友達同士ワリカンで飲むのとは違うから当然、
カラオケで歌う歌も…リクエストがあったので
たまたま自信のあるのが2曲あってそれを歌わせてもらっただけで、
やっぱり色々下準備が必要だなと思った。
でもさすが営業部はその辺り、色々な芸を持っていて勉強になった。
元気のいい若手男子社員ならば別だけど、
自分をさらけ出せばよいというわけでもなく…
品を損なわず、でも場をしらけさせず、できればその場にあった空気を盛り上げたい。

…センスが問われますよね。

例えばカラオケの選曲、パーティーの服装、そのパーティーへの出席の有無まで、
TPOに合わせて予想されるリクエストを考えて、出席しようと思いました。
お酒の席での立ち振舞い方も、勉強しよう。
みんな結構細かいところを見ているし、
私がマナー違反をやってて、せっかく楽しく飲んでいるのに、
その場にいる人の気分を害してしまったら申し訳ない。


29日 休み
昼まで寝て、午後から職場~東京駅~実家
とにかく、仕事の整理をやらないとと落ち着かなかった。
焦ったところでどうしようもなけど、気持ちが落ち着かないことには何も
できないと思い、思うままに田町へと向かった。
ツリーも片付けずに。

んで、結局会社は閉まっていて、やっと目がさめた感じだ。
でもそうなってしまう自分を責めるのはやめた。
年明けからとにかく膨大な仕事量をこなしていかなければならない。
四半期決算の書類を集めて、チェックする機関…
現場→建築部→と、あがってきた請求書をチェックする機関…
そう、チェック機関なのだ。
間違いがあるのは仕方のないことなのだけど、あってはならない部署なのだ。

なのに、四半期決算という言葉だって今月に入って初めて知ったような私が
引継ぎもなく、その重要な要のポジションに入る。
前任の人は既に他の部署に移っており、少しずつ引き継ぐということをして
もらえない。
そして何よりこれが一番問題なのだけど、
前任の人以外に、その業務内容を理解している人がいないということなんだ。

だからどんなことをやるか、全体が見えない。
だから今のうちに資料を集めて整理して、自分で予習をしておきたかった。
私ができるかできないかに関わらず、仕事はやってかなければ、会社は
まわっていかないから…

新しい部署の部長や、今までの部署の上司は
「ほんださんだったら大丈夫」と言うけど、
何を根拠にそんなこと言えるんだろうと思う。
それは私への評価、期待の現われだと思うけど…
やりがいはある、でも同時にプレッシャーも大きい。

はっきり言って、私は今の会社に理不尽さや矛盾をいやというほど感じる。
でもそんなのあって当たり前だということも分かってる。
そして自分は自分のやることに責任をもってやる限り、自分の意見を主張する必要がある。
でも、ともするとそれは一人よがりになってしまう。
仕事は一人ではできないから、それがどんなに正しいことであっても、
一人で突っ張っていたって周りの人の力がなければうまくまわっていかない。

じゃあどうするか?
自分を曲げるのか?周りに合わせるのか?

集団の中にいながらも、自分の信念をもち、情報を目と耳を使って
自分で吟味し、それを伝えていく…
流れに逆らわず、でも流されないように自分を磨いていく。
そうやっていくしかないんだろうな。
100人中99人がYESと言うことを、1人でNOと言い、
その根拠をしっかりと堂々と分かりやすく言える強さが必要だ。

こうして書いてみるとわかるけど、
だいぶ気負ってるんだなぁ…

ヨヨヨ~あたいそんなにできた人じゃないよ~…。
だってイライラしたらイライラが出てしまう。
コイツー!と思ったらコイツー!って顔に書いてあるもん、多分。
これからは、高い人格が求められるということです。
部署としては、言いたくないようなことも言わなくてはいけない所なので、
私より何年も現場を経験している所長さんたちを相手にするので、
どーしたらいいか、今色々な思いがめぐっているところです。

多分そんなこと考えてても、答えはシンプルなんだろうけどね。
自分で気付くしかないんだろうな。
やれることを一生懸命やるしかない。

会社に返り討ちをくらってから地下鉄に乗って東京へ
新丸ビル、丸ビルに挟まれた地下通路からの出口を出て、
ぶらぶらと歩いてみた。
これから帰り道、気分転換をしたいときはこのルートで帰ろうと決めた。
年明けから異動して毎日辛くてぐったりした気持ちになるのを想定すると、
会社からトボトボまっすぐ帰宅するよりも、そのほうがリフレッシュになっていい。
前にめぐちゃんからも丸の内はオフィス街だけど、色んなお店があって、イベントもやってるから気分転換にオススメだよと教えてもらったけど、
本当にそうなんだなと思った。
帰りにふらっと寄れる気軽さがいい。これは少し楽しみだ。


30日 大掃除
午前中は実家でぐうたらし、何をやったのか自分でもよく覚えていない。


夕方になって一人暮らしの向かい、
大宮の駅ビル内の本屋で『バガボンド』25、26巻『小栗旬 fist stage』を買って
喫茶店で読みふけった。
そして、久しぶりに紙にペンで日記を書いた。
なんで小栗旬の本を買ったのかというと…
本屋さんでそれとなく手にとってパラパラとページをめくっていたら、
『タイタス・アンドロニカス』という舞台にたつ小栗旬の写真がとてもかっこよかったから。
うまく説明できないけど、いいなと思ったので買った。
まるで写真からもその舞台をかいまみているような、そんな生々しさを感じた…
からかなぁ。

もう帰ったら20時をまわっていて、そこから
ツリーを片付け、トイレ、キッチン、部屋を拭き掃除。
まだ新しいエアコンのフィルターもほこりがたまっていた。
不要なものを捨てることにした。
一人暮らしで物は少ないものの、要らないものが沢山あった。
洋服や靴やバッグ、雑誌など…
洋服はもう10年くらい着ている部屋着ズボンやTシャツ、
さすがにどうにもならないくらい黄ばんでしまった白いジャケット、
気がついたら○年着ている下着など…
使えないことないけど、ボロボロな洋服は捨てることにした。

そして、まだ新しいけど、もう着ないと思うものは発展途上国へ送ることにした。
藤原紀香の『紀香魂』という本に、新居へ引っ越して物を処分したときのことが書いてあり、衣類をカンボジアなどの途上国へ送る方法はネットなどで調べると簡単に送ることができるとあったのだ。

実際にはまだ送っていませんが、どれを送るかは決めました。

この作業をやっていると、本当に、中途半端なものは買わない方がいいなと思う。
ちゃんと必要なものを吟味して買うべきだなぁと。
そういう余裕がなかったということなんですが…、
靴やバッグなど身につけるものは特に、毎日使うから、使い捨てにならないものに
お金をだして、ちゃんと選んで買おうと思う。

生活の質を上げる努力をする。

って…さすがに夜始めたもんだから全部は終わらず、
素直に寝ることにした。


31日 大掃除の続き
あまり体調がすぐれず、片付けては寝て、片付けては寝ての繰り返し。
本や雑誌、書類など内容をみて捨てる捨てないのジャッジをするものにとりかかった。
こういうのは細かいので疲れますね。

排水口ネットやら、ゴミ袋、お米、アイロン用スプレー等…
今度は必要なものもみえてきて、
買い物に行った。
でもお腹がすいて、歩いて5分の近所のスーパーで買えるものだけ買った。
外に出るために身だしなみを整えるのもちょっとしんどくて、あまり動けなかった。
そういう時に料理って、料理する元気もなくちゃ料理できないんだよね…
というわけで、調理パンを買ってエネルギーをチャージし、

地味な片付けを続け、18時くらいにまた昼寝をした。

20時半にあたりに起き、ひととおり片付け、
今年もありがとう、来年も宜しくお願いしますと、お部屋に挨拶をし、
22時半に実家へ出発。
実家で来年の計画を立てるために、仕事の書類やら、手帳やらをバッグ3つにつめて、持って帰った。

大晦日の夜、星がとっても綺麗だった。

iPodで槇原則之の『どんなときも』を3回くらいリピートして聴いた。

今年はなんだかんだいって、自分なりに色々頑張ったいい年だったなぁと思いながら、スキップをしていた。

紅白歌合戦を少しだけ観て、石川さゆりの『津軽海峡冬景色』にいたく感動した。
「泣けとばかりに」のところが良かった。
日本の年末、紅白にふさわしいステージだったと思う。
歌謡界の大御所と呼ばれる人たちの歌って、いいなと思った。


そして…
2008年元旦

ここまでくるのに随分かかったなぁ…
よぽど色々たまってるんだ。
今日は、一年の計を決める日です。
自分でそう決めた。

とりあえず、まずは車を借りて一人暮らしの部屋からツリーやら、鍋やら、色々な
荷物を実家に持ってこよう。
そこからスタートだ。

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