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京都に着いたのが6:30、真っ先に向かったのが清水寺だった。
午前中は
京都駅→清水寺→二年坂、産寧坂→円山公園→知恩院三門→平安神宮→哲学の道→法然院
午後は
三条河原町→四条河原町→京都駅→嵐山(天竜寺、渡月橋)→四条河原町→京都駅
というコースをたどった。
とにかく京都の桜はスゴイということだけが頭にあったので、
「見なくちゃなんねぇ」という思いで歩きまくった。
朝一番に清水寺と円山公園の桜を見ておいたのは正解だった。
清水寺方面のバスも京都駅からは7:40が始発だったから、
6時台から迷わず歩いて東山へ向かって良かった。
きっとこっちだろうな、と思って行くとだいたい思う方角へいけるのが京都中心部の街の便利なところだ。7:30には清水寺に着いた。
でも何より、今回円山公園のしだれ桜を見て、これが見たくて京都へ来たんだなと思った。
嵐山の渡月橋や天竜寺のしだれ桜、哲学の道、清水寺など・・・今回まわった所の桜は一番の見ごろで素晴らしかったけれど、とにかく人が多くて情緒を感じるということがあまりできなかった。
でも、この円山公園のしだれ桜はとにかくくっきりとその存在感が際立っていて、最高に美しかった。この旅で写真はデジカメで50枚くらいとった(これは携帯で撮影)けど、美しさを切り取る写真として満足いくものが撮れたのは円山公園のしだれ桜の写真、たった一枚だ。
桜が満開で日曜日で天気もわりとよかった・・・そのためにバス停に並ぶ人の多さや嵐山の渡月橋付近を歩く人の多さ、自分も含めてカメラ片手にうろうろしている人の多さには・・・うんざりしてしまった。人を写さないように風景を撮るのが大変・・・。そりゃ最初から無理があるんですよね、みんなして見にきてるんだもの。
哲学の道より、高瀬川沿いの桜並木をのんびり歩いている時の方が情緒を味わうことができた。でも、1月に行ったときにはしーんとしていた哲学の道が賑わっていたのを見ていて春の訪れを実感したのだけれどね。
つい3ヶ月前に来たときの自分と比べた。
1月に出会った桜たちは見違えるように美しく咲き誇っていた。
でも次に行ったときは違う楽しみ方ができるんじゃないかと思う。
あとは、ミーコの首輪につけていた天竜寺の健康お守りを天竜寺へお返しにいった。去年もらったものだったのだけど、ミーコの手術後にそのお守りを首輪につけた。命を一日でも長くと守ってもらったのだと思う。
桜は勿論見事だったのだけど、もう一つ素敵な出会いがありました。
・・・四条河原町の路上で「あなたを見てインスピレーションでその場で言葉を書きます」という人がいて、妙に気になって私も描いてもらったのだ。
書くというより、言葉を描く人だった。
私の前に並んでいたおじさんは、どうやら東映の殺陣師さんらしく「東映」という言葉を入れてもらっていた。
なんといっても描いているお兄さんがとても素敵で私のタイプだったからっていう理由が主なんですけれどね。
よく路上で絵を売ってる人、描いている人はいるし相田みつをっぽい作風で言葉と絵を組み合わせて描いている人は沢山いる。でもお客さん一人ひとりを見てその場で一瞬で書くというんで、一体自分は人の目にはどう映るのか、そしてどんな言葉を投げかけられるのかとても興味があったのだ。
頭にタオルを巻いて、5本指ソックスをはいた大変美形のお兄さんに見つめられて緊張し・・・なおこという自分の名前をお兄さんから差し出されたメモ帳に書くと、
「なおこさん。・・・じゃ、いきます」と言われてから数秒後、お兄さんは一気に書き始めた。
でも隣でさっきの東映のおじさんが話しかけ続けるので「まちがえた・・・」だって。
すぐにもう一度一気に書き上げた。
「じゃ、読みます。
台本どおりにいかん
なおこの道。
でも
それでよい。
それがよい。
うまくいかないことが
成長の一番の近道。
微妙ですか・・・?」
「いや、ズバリです」
正直、JRのCMに心を揺さぶられて桜を追いかけてきたものの、桜は確かに素晴らしいけど、思うように綺麗な写真はとれないし、人は多いし、疲れるし・・・なんだか今回はせっかく京都に来たのに、精神的に落ち着かないなぁ、思っていたのと違うなぁとちょっとイライラしていたところもあった。
疲れた顔をしていたんだろうな。この旅に至る経緯も顔にでてたのかな。
一瞬にしてこういう言葉をくりだせるっていうのは・・・才能なのかしら。
お兄さんは何かを感じ取り、それを表現してくれた。
バスの中や新幹線で何度もその言葉の書かれた紙を取り出し、眺めた。
そのお兄さんはチラシをくれて、それによれば私と同い年だった。
色んな人がいるものだ。
とにかく、この言葉が書かれた紙はかなり大切な旅の思い出となった。
そのお兄さんには御代を1000円払った。
夕方19時ごろ再びお兄さんがいたところへ行ってみるとお兄さんの姿はなく、今度は別の人だかりができていた。
「7歳のジャズドラマー大我」君なる少年が大人顔負けの情熱でドラムを叩いている。
思わず足を止めて夢中になって聴いていた。
チラシをもらい、それによれば・・・天才ベーシスト(渋谷のバーのマスターが熱く語っていた)ジャコ・パストリアスバンドの看板ソリストとして活躍し、ハービーハンコック(これもマスターが熱く語っていたジャズピアニスト)と共演したスティールドラム奏者オテロ・モリノーなる人物とセッションすると書いてある。
世界最年少ジャズドラマー大我君はどうやらすごい人物なようだ。
というより、演奏を聴いていて、7歳の少年は悔しいくらいに楽しそうに、セクシーに演奏するからこれは本物だと思った。
最後まで演奏を聴いていたら、乗らなきゃいけなかった新幹線ひかりに乗り遅れ、帰れなくなるんじゃないかとひやひやしたけど・・・楽しい一人旅でした。
午前中は
京都駅→清水寺→二年坂、産寧坂→円山公園→知恩院三門→平安神宮→哲学の道→法然院
午後は
三条河原町→四条河原町→京都駅→嵐山(天竜寺、渡月橋)→四条河原町→京都駅
というコースをたどった。
とにかく京都の桜はスゴイということだけが頭にあったので、
「見なくちゃなんねぇ」という思いで歩きまくった。
朝一番に清水寺と円山公園の桜を見ておいたのは正解だった。
清水寺方面のバスも京都駅からは7:40が始発だったから、
6時台から迷わず歩いて東山へ向かって良かった。
きっとこっちだろうな、と思って行くとだいたい思う方角へいけるのが京都中心部の街の便利なところだ。7:30には清水寺に着いた。
でも何より、今回円山公園のしだれ桜を見て、これが見たくて京都へ来たんだなと思った。
嵐山の渡月橋や天竜寺のしだれ桜、哲学の道、清水寺など・・・今回まわった所の桜は一番の見ごろで素晴らしかったけれど、とにかく人が多くて情緒を感じるということがあまりできなかった。
でも、この円山公園のしだれ桜はとにかくくっきりとその存在感が際立っていて、最高に美しかった。この旅で写真はデジカメで50枚くらいとった(これは携帯で撮影)けど、美しさを切り取る写真として満足いくものが撮れたのは円山公園のしだれ桜の写真、たった一枚だ。
桜が満開で日曜日で天気もわりとよかった・・・そのためにバス停に並ぶ人の多さや嵐山の渡月橋付近を歩く人の多さ、自分も含めてカメラ片手にうろうろしている人の多さには・・・うんざりしてしまった。人を写さないように風景を撮るのが大変・・・。そりゃ最初から無理があるんですよね、みんなして見にきてるんだもの。
哲学の道より、高瀬川沿いの桜並木をのんびり歩いている時の方が情緒を味わうことができた。でも、1月に行ったときにはしーんとしていた哲学の道が賑わっていたのを見ていて春の訪れを実感したのだけれどね。
つい3ヶ月前に来たときの自分と比べた。
1月に出会った桜たちは見違えるように美しく咲き誇っていた。
でも次に行ったときは違う楽しみ方ができるんじゃないかと思う。
あとは、ミーコの首輪につけていた天竜寺の健康お守りを天竜寺へお返しにいった。去年もらったものだったのだけど、ミーコの手術後にそのお守りを首輪につけた。命を一日でも長くと守ってもらったのだと思う。
桜は勿論見事だったのだけど、もう一つ素敵な出会いがありました。
・・・四条河原町の路上で「あなたを見てインスピレーションでその場で言葉を書きます」という人がいて、妙に気になって私も描いてもらったのだ。
書くというより、言葉を描く人だった。
私の前に並んでいたおじさんは、どうやら東映の殺陣師さんらしく「東映」という言葉を入れてもらっていた。
なんといっても描いているお兄さんがとても素敵で私のタイプだったからっていう理由が主なんですけれどね。
よく路上で絵を売ってる人、描いている人はいるし相田みつをっぽい作風で言葉と絵を組み合わせて描いている人は沢山いる。でもお客さん一人ひとりを見てその場で一瞬で書くというんで、一体自分は人の目にはどう映るのか、そしてどんな言葉を投げかけられるのかとても興味があったのだ。
頭にタオルを巻いて、5本指ソックスをはいた大変美形のお兄さんに見つめられて緊張し・・・なおこという自分の名前をお兄さんから差し出されたメモ帳に書くと、
「なおこさん。・・・じゃ、いきます」と言われてから数秒後、お兄さんは一気に書き始めた。
でも隣でさっきの東映のおじさんが話しかけ続けるので「まちがえた・・・」だって。
すぐにもう一度一気に書き上げた。
「じゃ、読みます。
台本どおりにいかん
なおこの道。
でも
それでよい。
それがよい。
うまくいかないことが
成長の一番の近道。
微妙ですか・・・?」
「いや、ズバリです」
正直、JRのCMに心を揺さぶられて桜を追いかけてきたものの、桜は確かに素晴らしいけど、思うように綺麗な写真はとれないし、人は多いし、疲れるし・・・なんだか今回はせっかく京都に来たのに、精神的に落ち着かないなぁ、思っていたのと違うなぁとちょっとイライラしていたところもあった。
疲れた顔をしていたんだろうな。この旅に至る経緯も顔にでてたのかな。
一瞬にしてこういう言葉をくりだせるっていうのは・・・才能なのかしら。
お兄さんは何かを感じ取り、それを表現してくれた。
バスの中や新幹線で何度もその言葉の書かれた紙を取り出し、眺めた。
そのお兄さんはチラシをくれて、それによれば私と同い年だった。
色んな人がいるものだ。
とにかく、この言葉が書かれた紙はかなり大切な旅の思い出となった。
そのお兄さんには御代を1000円払った。
夕方19時ごろ再びお兄さんがいたところへ行ってみるとお兄さんの姿はなく、今度は別の人だかりができていた。
「7歳のジャズドラマー大我」君なる少年が大人顔負けの情熱でドラムを叩いている。
思わず足を止めて夢中になって聴いていた。
チラシをもらい、それによれば・・・天才ベーシスト(渋谷のバーのマスターが熱く語っていた)ジャコ・パストリアスバンドの看板ソリストとして活躍し、ハービーハンコック(これもマスターが熱く語っていたジャズピアニスト)と共演したスティールドラム奏者オテロ・モリノーなる人物とセッションすると書いてある。
世界最年少ジャズドラマー大我君はどうやらすごい人物なようだ。
というより、演奏を聴いていて、7歳の少年は悔しいくらいに楽しそうに、セクシーに演奏するからこれは本物だと思った。
最後まで演奏を聴いていたら、乗らなきゃいけなかった新幹線ひかりに乗り遅れ、帰れなくなるんじゃないかとひやひやしたけど・・・楽しい一人旅でした。
先月私も京都いきました。
夜行でいくと朝早いぶん、しずかでいいよね。
朝露で空気がしっとりしてさ。
もっぱら苔と庭ばっかりみてたけど。
ドラマーの大我くん、テレビ出演してました。
毎日何時間も練習するんだって。
好きなことでもそれだけ夢中になれるってのは
すげえな。
持続力のない私はうらやますぃよ。
ほんと、朝はいいよね。清水寺の苔は今回は見なかったけど、めぐちゃんのブログに載ってた苔どこにあるんかなと気になってたものの・・・桜ばっか見てた。
大我くん、テレビでてたんだー!
知らなかった。すごい、有名人だったのね、なんか嬉しいな。めぐちゃんよく知ってるね。
ジャズやドラム叩くのが好きで楽しくてたまらないんだろうね~・・・ちっちゃい頃に夢中になれるものを見つけられたなんて羨ましいよなぁ。
めぐちゃんは持続力ないって感じしないけどな。
好きなことは根性で続けるタイプな気がする。
京都関連のサイトばっかみてるよ。
古いのにくさくない(←意味不明!)
関係ないですケレド
バースデーにほんちゃんからいただいたシクラメンてば、
めちゃめちゃ元気に咲いてるよ!
今度見においでよん
中途半端な古さや美しさじゃないからだろうね。
苔玉たちと一緒にシクラメンも元気にしてるんだ!ぜひお邪魔します~。その苗はめぐちゃんの元にいったから元気なんだろなぁ、きっと