現場の工事は急ピッチで進んでいる。
この写真は昨日撮ったもので、非常階段らしき階段がついている。
細かいことはよくわからないけれど、もう少ししたら現場を見学したい。
あちこちで火花が飛び散っていて、溶接をしているらしい。
そのことよりも、一昨日の金曜日は一日中ミーコのことで頭がいっぱいであった。
内装監理室のおじさんたちにはなるべく心の動揺を悟られないようにしたい。でも動揺している自分を否定してしまうと逆効果となるらしい。
こういう時こそ普通に振舞いたいのに、お昼ごはんのとき会話を楽しめなかった。
おじさんの話に相槌をうてなくて、それからシーンとしてしまって、なんとなく場の空気を悪くしてしまった気がする。外に行けばよかったかな。
午後は隣の事務所の事務の女の子から携帯の番号とアドレスを聞かれたのに、自分のアドレスをど忘れしてしまった。ど忘れしている自分に焦って、あたふたしていたらスタッフの人が見かねて、事務所のみんなに配っておいた私の自己紹介の紙を差し出してくれた。vodafoneのメールアドレスは@マークの後はt-じゃなくて、t.だったのに、それがわからなくなった。
あとは業務の終了時刻になり、周りはまだ打ち合わせや何かをしている様子だったのだが、私が帰り支度をしているとスタッフの人から「お帰りですか、いいなぁ」と言われた。それに対して「○○さんは社員さんなんだからいいじゃないですか、私なんてフリーターですよ」なんて意味のないネガティブ発言をしてしまった…
あとですごく後悔した。
だって、全然意味のない発言だもん。
「はい、お先に失礼します。頑張ってくださいね」と言ってさっと帰ればよかったのに。
もう、自己嫌悪で悪循環スパイラルにはまってしまった状態である。
そして事務所の女の子にアドレスを聞かれた時に「飼っている猫が危篤なんです、ペットロスになったらどうしよう」なんて、まだあまりお互いをよく知らないのにそんな不安を漏らしてしまったりして…でも逆に何も言わない方がまわりも事情が分からないし、自分の情報を伝えたほうがいいのかなと思ったりして…空回り。
完全に心が乱れていた。
明日出勤したらタイミングをみてスタッフの人に謝ろ。
さて、ミーコについて少し書きたいと思う。
3日の未明にミーコの具合が急に悪くなったのだが、
翌朝ミーコはホットカーペットのバスタオルの上に座ってこちらを見ていた。
生きていたのですよ、ミーコ。
その時は「もうお迎えがきたの?」「もういっちゃうの?」とか
「今までいっぱい癒してくれたね」などと顔を近づけて、母と私で勝手に別れの言葉をかけていたのでミーコとしては迷惑だったと思う。
それくらいぐったりしていたのですが。
もうだめかもしれない思っていたので、朝ミーコの姿を見られたのはとても嬉しかったけれど、やはり動きはにぶく、大好きなチーズにも見向きもせず、心配な状態が続いていた。
3日は仕事と人との約束があったので翌日、つまり昨日の午前中に病院に連れて行った。
ミーコの身体をバスタオルで包み、トートバッグに顔だけ出して入れて持ち手をきゅっと結んで、赤ちゃんのように抱えた。ミーコにとってはなんとも不自由な状態で車の助手席にのせたのに、とてもおとなしかった。
普段暴れん坊なのが急にいい子になると飼い主としては不安になるものだ。
病院で待つこと1時間、その間猫を連れたおばちゃんとおしゃべりをした。
おばちゃんの連れた猫は生後6ヶ月の猫で、当たり前だがミーコが老齢であることを感じた。
ミーコの順番が来て、血液検査とレントゲンをとってもらった結果、
白血球数が異常に多いこと、腎臓に老廃物がたまっていること、肺に影があること、心臓の形が若干太っていること、子宮が太めになっていることと、そして触診ではやはりお腹のあたりがウンチのある所以外に張っている箇所があることなどが分かった。
検査の数値だけでは断定はできないけれど、子宮に膿が溜まっている子宮蓄膿症の可能性があると言われた。
そしてこのままだと長くもたないこと、もし手術をしてお腹を開けても子宮蓄膿症ではない可能性もあるということ、そして手術をしたとしても内臓の機能の状態があまりよくないので、麻酔をかけている最中になくなってしまうこともあるということ・・・
どれをとってもリスクはある。
私は決断を迫られた。
ミーコはご飯を食べていないので身体が弱ってきている。
様子を見て数日過ごしている間に死んでしまうかもしれない。
白血球の数は猫の場合通常MAXで13000位の数値なのに、ミーコの
場合は50000もあった。白血球は血液中のばい菌を殺す役割をするらしいのだが、その数値が異常に高いということは、まさに、血液中に有害な物質があるということだ。
それは腎臓に老廃物が溜まっていることを示す数値が高いことから、尿毒症を引き起こしていることと子宮に溜まった膿にばい菌が繁殖し、体内にまわっていることからくると考えられるのだそうだ。
つまり、老廃物がおしっこやウンチとなって体からでないために、身体に毒素がまわってしまうことや膿から繁殖したばい菌によって吐き気おこしたり、ご飯を食べなくなったりするらしい。
動物はある内蔵の機能が低下しても、他の臓器の機能で代替するので、身体が耐えられる限界をこえるまでは症状として出さないらしい。だから急に具合が悪くなったのだと考えられるそうだ。内科の場合、ペットに吐き気、食欲不振など出たときには身体の状態は悪くなっているということなのだそうだ。
原因がどこなのかがお腹を開けてみないと分からない状態なのである。
心臓か、肺か、子宮か…それとも他の臓器なのか。
猫の寿命は約14、15年らしいので推定16歳のミーコはかなりのばあさん猫なのだ。
ばあさん猫に麻酔をかけてお腹を切って、臓器を取り出してチェックする、
そんな考えただけでぞっとするくらい体力的に負担のかかることをして、
果たしてそれはミーコにとっていいことなのか…考えた。
でも「連れてきてもらってよかったですよ」
獣医さんにそう言われた時、少し飼い主としての責任を果たせた気がした。
そして手術をしてもらうことにした。
もう年齢が年齢だからと放っておいて、今より衰弱して、「あの時手術しておけばよかった」と思うより、手をつくしてもダメだったなら仕方ないと私は思える。
ミーコはどうなの?と聞いてみたけど、答えてくれなかった。
「そんなの言わなくても分かってよ」という顔をしていた。
手術は明日の午後。
今日は午前中に母と面会に行った。
点滴を受けてエリザベスカラーと呼ばれるエリマキトカゲの襟のようなものを首につけていて、3日の時よりも目に力が戻り少し元気になっていて少し安心した。
「待ってるからね、帰ってくるんだよ」と声をかけた。
ミーコのいない居間はやはりさびしい。いつも適当に扱っていたけれど、ミーコがいるはずのゲージに姿がないと心にぽっかりと穴があいたようだ。
心の隙間にいつもミーコはいたのだ。
この写真は昨日撮ったもので、非常階段らしき階段がついている。
細かいことはよくわからないけれど、もう少ししたら現場を見学したい。
あちこちで火花が飛び散っていて、溶接をしているらしい。
そのことよりも、一昨日の金曜日は一日中ミーコのことで頭がいっぱいであった。
内装監理室のおじさんたちにはなるべく心の動揺を悟られないようにしたい。でも動揺している自分を否定してしまうと逆効果となるらしい。
こういう時こそ普通に振舞いたいのに、お昼ごはんのとき会話を楽しめなかった。
おじさんの話に相槌をうてなくて、それからシーンとしてしまって、なんとなく場の空気を悪くしてしまった気がする。外に行けばよかったかな。
午後は隣の事務所の事務の女の子から携帯の番号とアドレスを聞かれたのに、自分のアドレスをど忘れしてしまった。ど忘れしている自分に焦って、あたふたしていたらスタッフの人が見かねて、事務所のみんなに配っておいた私の自己紹介の紙を差し出してくれた。vodafoneのメールアドレスは@マークの後はt-じゃなくて、t.だったのに、それがわからなくなった。
あとは業務の終了時刻になり、周りはまだ打ち合わせや何かをしている様子だったのだが、私が帰り支度をしているとスタッフの人から「お帰りですか、いいなぁ」と言われた。それに対して「○○さんは社員さんなんだからいいじゃないですか、私なんてフリーターですよ」なんて意味のないネガティブ発言をしてしまった…
あとですごく後悔した。
だって、全然意味のない発言だもん。
「はい、お先に失礼します。頑張ってくださいね」と言ってさっと帰ればよかったのに。
もう、自己嫌悪で悪循環スパイラルにはまってしまった状態である。
そして事務所の女の子にアドレスを聞かれた時に「飼っている猫が危篤なんです、ペットロスになったらどうしよう」なんて、まだあまりお互いをよく知らないのにそんな不安を漏らしてしまったりして…でも逆に何も言わない方がまわりも事情が分からないし、自分の情報を伝えたほうがいいのかなと思ったりして…空回り。
完全に心が乱れていた。
明日出勤したらタイミングをみてスタッフの人に謝ろ。
さて、ミーコについて少し書きたいと思う。
3日の未明にミーコの具合が急に悪くなったのだが、
翌朝ミーコはホットカーペットのバスタオルの上に座ってこちらを見ていた。
生きていたのですよ、ミーコ。
その時は「もうお迎えがきたの?」「もういっちゃうの?」とか
「今までいっぱい癒してくれたね」などと顔を近づけて、母と私で勝手に別れの言葉をかけていたのでミーコとしては迷惑だったと思う。
それくらいぐったりしていたのですが。
もうだめかもしれない思っていたので、朝ミーコの姿を見られたのはとても嬉しかったけれど、やはり動きはにぶく、大好きなチーズにも見向きもせず、心配な状態が続いていた。
3日は仕事と人との約束があったので翌日、つまり昨日の午前中に病院に連れて行った。
ミーコの身体をバスタオルで包み、トートバッグに顔だけ出して入れて持ち手をきゅっと結んで、赤ちゃんのように抱えた。ミーコにとってはなんとも不自由な状態で車の助手席にのせたのに、とてもおとなしかった。
普段暴れん坊なのが急にいい子になると飼い主としては不安になるものだ。
病院で待つこと1時間、その間猫を連れたおばちゃんとおしゃべりをした。
おばちゃんの連れた猫は生後6ヶ月の猫で、当たり前だがミーコが老齢であることを感じた。
ミーコの順番が来て、血液検査とレントゲンをとってもらった結果、
白血球数が異常に多いこと、腎臓に老廃物がたまっていること、肺に影があること、心臓の形が若干太っていること、子宮が太めになっていることと、そして触診ではやはりお腹のあたりがウンチのある所以外に張っている箇所があることなどが分かった。
検査の数値だけでは断定はできないけれど、子宮に膿が溜まっている子宮蓄膿症の可能性があると言われた。
そしてこのままだと長くもたないこと、もし手術をしてお腹を開けても子宮蓄膿症ではない可能性もあるということ、そして手術をしたとしても内臓の機能の状態があまりよくないので、麻酔をかけている最中になくなってしまうこともあるということ・・・
どれをとってもリスクはある。
私は決断を迫られた。
ミーコはご飯を食べていないので身体が弱ってきている。
様子を見て数日過ごしている間に死んでしまうかもしれない。
白血球の数は猫の場合通常MAXで13000位の数値なのに、ミーコの
場合は50000もあった。白血球は血液中のばい菌を殺す役割をするらしいのだが、その数値が異常に高いということは、まさに、血液中に有害な物質があるということだ。
それは腎臓に老廃物が溜まっていることを示す数値が高いことから、尿毒症を引き起こしていることと子宮に溜まった膿にばい菌が繁殖し、体内にまわっていることからくると考えられるのだそうだ。
つまり、老廃物がおしっこやウンチとなって体からでないために、身体に毒素がまわってしまうことや膿から繁殖したばい菌によって吐き気おこしたり、ご飯を食べなくなったりするらしい。
動物はある内蔵の機能が低下しても、他の臓器の機能で代替するので、身体が耐えられる限界をこえるまでは症状として出さないらしい。だから急に具合が悪くなったのだと考えられるそうだ。内科の場合、ペットに吐き気、食欲不振など出たときには身体の状態は悪くなっているということなのだそうだ。
原因がどこなのかがお腹を開けてみないと分からない状態なのである。
心臓か、肺か、子宮か…それとも他の臓器なのか。
猫の寿命は約14、15年らしいので推定16歳のミーコはかなりのばあさん猫なのだ。
ばあさん猫に麻酔をかけてお腹を切って、臓器を取り出してチェックする、
そんな考えただけでぞっとするくらい体力的に負担のかかることをして、
果たしてそれはミーコにとっていいことなのか…考えた。
でも「連れてきてもらってよかったですよ」
獣医さんにそう言われた時、少し飼い主としての責任を果たせた気がした。
そして手術をしてもらうことにした。
もう年齢が年齢だからと放っておいて、今より衰弱して、「あの時手術しておけばよかった」と思うより、手をつくしてもダメだったなら仕方ないと私は思える。
ミーコはどうなの?と聞いてみたけど、答えてくれなかった。
「そんなの言わなくても分かってよ」という顔をしていた。
手術は明日の午後。
今日は午前中に母と面会に行った。
点滴を受けてエリザベスカラーと呼ばれるエリマキトカゲの襟のようなものを首につけていて、3日の時よりも目に力が戻り少し元気になっていて少し安心した。
「待ってるからね、帰ってくるんだよ」と声をかけた。
ミーコのいない居間はやはりさびしい。いつも適当に扱っていたけれど、ミーコがいるはずのゲージに姿がないと心にぽっかりと穴があいたようだ。
心の隙間にいつもミーコはいたのだ。
久しぶりにじっくり話した気分なんて、今まで書いていてよかったなと思いました。ミーコのこともご心配くださり、ありがとうございます。
私も敬ママさんと繋がることができてとても嬉しいです!!!
ところでうちの同期、一向に返事がないんですか?でも多分みんな無事ですよ。みんな色々と真面目に悩んで忙しくしていると思います。
そして敬ママさん、第二子ご懐妊おめでとうございます!ネット上で公開しちゃったんですからここだけの話になりませんよ!みんなに報告させていただきますね。
すっごいプログ!!さすがだね!なんだか久しぶりにじっくり話した気分です。
HONCHANの同期にもメールしたんですが、一向に返事がないんだけれど、皆無事かしら。
ここだけの話、私7月に第二子産みます。ミーコの事祈っています。