風に吹かれてぶらり旅

まっすぐに生きる人が好き

早いもので

2006-03-12 01:17:42 | 徒然
 一週間ってあっという間だなと思う今日この頃、
水曜までくるともう今週も終わりだなと感じる。

 現場の工事は鉄骨の周りに足場が組まれ、1階からR階(屋上)の床にコンクリートを流し込む作業が行われている。
トラックの荷台部分が蜂のおしりのようになっていて、ぐるぐる回っている。
その生(なま)コンは屋上階から順番に流し込まれていた。
地上にあるカマキリの手のような形をしたクレーンをもつトラックがぐわんぐわんいいながらポンプでコンクリートを屋上階、3階の床に流し込んでいる。

この工程を土間(どま)コンクリートをうつ作業というらしい。

 さて、最近からだのコンディションがよろしくない。
甘いものが欲しくなるし、やたらと眠い。
そして唇にできものができてしまい、お肌も荒れ気味…

 ついこのあいだ、職場の人に「健康グッズって興味ある?」と聞かれた。
「いえ…まだそのへんのスイッチは入ってないですけど」
「それはね、若い証拠なんだって。俺最近健康と名前のついてるものに目がいくんだよね。野菜ジュースとか飲んでるし」

 その時はそういうものなのか、と思ったけれど、調子が悪くなってみてよくわかる。
毎日どんな生活をしてるのかが体にでる。

 多分、胃が荒れてるんだろうな~
そして原因はストレス、疲労、食事、運動不足…自己管理ができてない。
ああ~…もっと己を知らねば。

 内装監理室には沢山のお客さんがきて、毎回お茶やコーヒーを出す。
自分達も飲む。
毎日お茶を入れていて、こうして毎日飲むものがもしいい加減なものだったら体はどうなるんだろうと思った。
健康に興味を持ち始めた今日このごろ、別にもう若くないって言われてもいいもんね。
心と身体の健康=美しさに繋がるのだもの。
鏡に映った自分の荒れた肌と疲れた顔をみてそう思った。

 ああ…旅にでたいな~…

 さて、ミーコのことである。
結論からいうと、明日退院することになった。
動物病院の待合室で2005年に創刊された『ねこのきもち』という雑誌を読んでいてそこに書いてあったのだが、
猫は飼い主を母親と見立てているのだそうだ。
ということは、どちらかというと猫派な私は母親として求められていることを心地よく思っているのだろうか。
だとしたら、ペットロスのような感覚は子供が自分の側からいなくなって生きがいをなくしてしまう母親のような感覚なのだろうか。

 そう考えたとき、私はまだ人の親になるのは早いのかもなと思った。
社会的な自立というより、精神的にまだ幼いのだろうと。

私は自由気ままにしている猫を見ているのが好きだ。
猫可愛がりをするわけでもなく、気ままな猫と一緒にいるととても幸せを感じる。
でもミーコにはミーコの猫の一生があり、全然違うことを考えているんだろう。
今回の出来事で、それを受け止めることの大切さについて考えさせられた。

 手術をした結果、ミーコの内臓はボロボロであった。
ミーコの手術は月曜日の午後に行われた。
何かあったら14時に私の携帯に電話がかかってくることになり、大変緊張した。
電話が鳴ったぞ!と思ったら昔のバイト仲間からだった。
こういう時に限ってどっきりのようなことが起こるから不思議だ。
結局動物病院からの電話はなかったので、無事手術は終了したということだったのだが。

 ミーコのお腹を開いたら、子宮蓄膿症もあり、腸も一部壊死(えし)していたらしい。
摘出した臓器を検体に出したらしいのだが、なぜ壊死したのか、腸が詰まる原因は不明だったということだ。検体に出すと大抵の原因は分かるらしいのだが。
腹水もたまっていたということだ。
肺も、レントゲンをとったら本来は空気を含んで白く映るのに、白く映らない。
ということは、肺に殆ど空気が送られず、充分機能していない。
更に膀胱(ぼうこう)も普通は風船のように薄い膜でできているのが、
まるで見た目はくるみのように厚くなっていたらしい。
あと細かいことはよくわからないけれど、ひ臓も問題ありということだった。

そんな中、手術に耐えたばあさん猫ミーコはよく頑張った。
相変わらず白血球の数値は6万と高く、最も状態が悪い時最高で120万という数値だったらしい。
ただ、昨日はキチンとウンチをしたということで、腸は機能しているらしいということがわかった。
ミーコのウンチが出たということをこんなにめでたく感じたのは初めてだ。

 今日の午前中面会に行き、獣医さんと相談して明日退院させることにした。
まだ敗血症をおこしており、腹膜炎もおこしているのだが、吐いたりすることはなくなったらしい。
全快とはいかないが、病院でできることはすべてやってもらったということで退院が決まったのだ。
「明日お家に帰れるよ」
一週間ぶりに会ったミーコはだいぶ老けて見えた。
でも伸びをして、すりよってきた。

 今回の入院、手術にかかった費用は今日までで14万8千円。
入院は一泊約1万2千円(入院料、点滴、検査料等)
動物を飼うということはやはり簡単なことではないのだ。
前にブログで「飼い主としての責任」という言葉をつかったけれど、実際に費用を支払うのは今回は父なので、私は偉そうなことを言える立場ではないのだ。
「飼い主は責任を持って飼いましょう」という言葉をよく聞くけれど、この数字を見て現実的にその責任の重さを突きつけられた思いがしたのだった。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2006-03-14 15:13:51
ミーコ退院おめでとう。きっと手術中家族の顔を思い出して頑張ったんだね。

最近私は、野菜ジュースも飲むし、青汁も飲む。歳であります。
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Unknown (敬まま)
2006-03-14 15:16:57
ちなみにさっきのコメント私。

名前入れ忘れたわ。やっぱり齢かしら。

歳と書いたり、齢と書いたり・・・。

頭が働かない。。。。。。。。。

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しょっちゅうです (ほん)
2006-03-17 00:39:40
 ミーコ退院を祝ってくださるお言葉をありがとうございます!お陰さまで経過は順調です。

 敬ままさんは特に今は健康を保つことが最優先だからきっと身体が欲しがっているんですよ。トシじゃないです。

何かと忘れることなんて、私はしょっちゅうです。だから最近は気が付いたことはメモをするようにしています。

 私の場合、頭が休憩しっぱなしというか、ほうっておくとぼけたままになってしまい、外の世界とのズレが生じてしまうようです。

 でも細かいことは気にせずに書いていってくださいね。

 
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