風に吹かれてぶらり旅

まっすぐに生きる人が好き

ちょっとマジメに

2007-01-06 13:59:13 | 徒然
 最近ちょっとずつだけど、前を向いて歩けるようになった。
それはつまり…その…去年は恋愛のことや将来のことで、ショックなことがあって、気持ちの整理がつかなかったってことだ。
でも、それは決して「なんでこんな目に逢うんだ」とか、そういうんじゃなくて、本当に心から大事だったものが急に目の前からいなくなってしまって心にぽっかり穴が空いてしまったからだった。それだけ私にとって大事なものだったっていうことだけだ。ましてや相手をうらんだり、憎むことなんてないし、もしそうやって思えたら本当は楽だったのかもしれない。
だから、本当に今でも大事な思い出だ。思い出は美化されてしまうものだけど、私にとって、心の奥の深いところを満たしてくれる、本当に大事な時間だったんだ。きっと誰にでも、透きとおるような心で誰かを好きだった思い出ってあるんだと思う。『生協の白石さん』のコメントじゃないけど、青春の一ページというか、「いつでも思い出せるように、しおりでも挟んでおきたいもの」です。


 そんな心にぽっかり空いた大きな穴をどうやって埋めて、
どうして前向きになりつつあるのか、
要するにこのブログをろくに書けなかった数ヶ月どうしてたのか…
振り返る必要なんてないのかもしれないけど、ここは一応私のブログだから、書きたい気持ちに素直になって書こうと思う。
あと今まで色々応援してくれた人たちや、コメントをくれた方々、頼るだけ頼った私の大事な人たちに、ちゃんとそれからどうなったのかをお知らせしなきゃいけないと思っていた。

 一つは、周りの人に話を聴いてもらったこと。
これはアドバイスを求めてというより、自分の気持ちを吐き出すためにということで話を聴いてもらったのが殆どだったと思う。いや…考える余裕もなかった。ただ自分ひとりじゃ抱えきれなくて、両親や友達や先輩、周りの人に助けてもらわなきゃいられなかった。いつも自分で自己解決しようとするクセがあった私にとっては自分から人に頼る=弱いところをみせる、のは高いハードルだったけど、それができて本当によかった。どれだけ救われたかわからない。謙虚にと思っていた自分がいかに傲慢になっていたかを知った。

 もう一つ、ただただ、もがく時間を過ごすこと。
今だって、まだそうかもしれない。でも、去年はずっと自分の頭の中の世界に閉じこもっていた。外の世界になじめなくて、なじもうと頑張ろうとすればするほど辛くなって、からまわりして…、前にも後ろにもいけない、しんどい時間だった。
でも、でも、それは思い出の延長から脱することはないから、前に進むよりは自分にとって実は苦しいけれど楽なことだったのかもしれない。
というより、どうすることもできなかったんだ。
そんな時間は気が付くと5ヶ月も過ぎていて、新しい年を迎える前に未だに変わらない自分の気持ちにもう決着をつけようと思った。相手がどうこうじゃなくて、こんな自分を来年に持ち越したくなかった。
この5ヶ月という時間の重みが背中を押してくれたんだと思う。

 そして最後、やるだけのことをやる。
もがいて、泣いて、相談して、それでも変わらないと、もう自分でももう口に出さずに心にしまっておこうと思うようになる。胸の内を語らず、黙って毎日過ごそうと…そのうち変わるかもなんて思いながら。
でも、自分が変わらなきゃ何も変わらない。そういうことは薄々、今までの経験もあるけど、世間でよく言われることでもあったし、わかっていた。
だから、思いのままに神頼みでも、占いでも、相談でも、何でもやった。
そして、自分でひとつ決心をして行動した。
これ以上はもう丸裸になっちゃうから書かかないけど、覚悟を決めたんだ。

 やっぱり、自分のことは自分で決めないと後悔が残るものなのかもしれない。
だから今は、別に何か変わったわけじゃないのだけど、
あれだけ悩んで自分で決めたんだからもうこれでいいんだって思う。

 そこでやっと顔をあげることができた。
そこでもっと相手を、そして自分を好きになることができた。
気持ちの整理って、やっぱり時間がかかるんだと思う。
でもそれでいいんだ。
これからまた、つらいことやショックなことがあるかもしれないけど、それを怖がっていたんじゃ、人生楽しめない…と思う。そして本当に優しい人は強い人で、こんな私をありのままただそっと見守って、たまにさりげなく見てるよと気付かせてくれる人なんだと思う。そんな愛情をくれる方々、美しい自然に感謝。私はまだまだ修行が足りないのだ。

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