風に吹かれてぶらり旅

まっすぐに生きる人が好き

優しい音に包まれて

2012-05-08 06:46:32 | 徒然
只今、吉俣良さんの音楽を聴きながら通勤中、ほんです。

吉俣良さんといえば『Dr.コトー診療所』『篤姫』『冷静と情熱のあいだ』など、ドラマや映画音楽の作曲・編曲プロデューサーとして大変美しい音楽を紡ぎだす天才です。

…なーんて、昨年の大河ドラマ『江(ごう)~姫たちの戦国~』のサントラを探していて初めて吉俣さんを知ったのですが。
私はこのドラマが好きで、毎週ほぼ欠かさず観ていた。
あと、戦国時代の終わりという平和への強い願いが結実したこの時代が好きなのだと思う。
『葵三代』も観てみたい。
江のテーマを聴いていると、まるで美しい琵琶湖が目の前に広がっているかのようです。

『江』に限らず、私はドラマや映画のサントラをよく聴きます。
それはまるで自分が物語の主人公になったような気持ちになれるから。
サントラやテーマソングは私の何でもない日常を、映画やドラマのワンシーンのように演出してくれるんですもの。
自分にしか分からない喜びも哀しみも
つい流してしまう一日やちょっとした出来事も
人生を彩るワンシーンなのだと、その大切さに気付かせてくれる。
ちょっと大袈裟かもしれないけど、そんな風に自分を客観視できるのです。
ただ…矛盾するようですが、曲を聴いているときは思いきり自分の世界に入ってしまっているんですけども(笑)

サントラは、もちろん音楽として美しいのもあるけど
人の営みにそっと寄り添うようなその包容力に癒されます。

また映画音楽といえば久石譲さん!
久石さんの映画やドラマの音楽も大大大好きです!
といいますか、久石さんのファンです。
久石さんの曲は音楽そのものがまるで映画のストーリーのような、メロディで語る映画のような
聴くことで映画の世界に入れるタイプの音楽だと思います。
ひょっとすると音楽が映像を引っ張っている…そのくらい久石さんのパワーは強烈です。

…こうして自分の好きなものを、改めて掘り下げてみると面白いですね。

あー、江姫のように馬に乗って砂浜を思い切り走りたいぞ!