道楽ねずみ

ドイツに関するものを中心に美術展,オペラ,映画等の趣味の世界を紹介します。

智積院(京都市東山区東大路通り七条下がる)

2010年03月12日 | 美術道楽
昨日,長谷川等伯展の楓図壁貼付のことを書きました。
その後,テレビの特集番組などを見ているうちに,京都に勤務していた際に智積院に行き,確かに長谷川等伯・久蔵親子の国宝障壁画を見た記憶を取り戻しました。

もう20年近くも前のことですが,京都に転勤して間もない頃,三十三間堂に行き,それからその近くにあった智積院に行ったのでした。何も予習もせずに行きましたから,長谷川等伯の絵のあることなど知りませんでした。

智積院の敷地の中に特別の収蔵庫が設置されており,その中には絢爛豪華を極める長谷川一門の障壁画が収蔵されていました。もちろん等伯の楓図も良かったのでしょうが(だいぶん昔のことで,正直なところ記憶が薄れています。),私の記憶に深く刻まれたのはむしろ久蔵の桜図の華麗な美しさの方でした。

いい経験をすることができたのだと昔の記憶を辿りながら,とても懐かしく思い出しました。

写真は智積院でWikipediaから取りました。