Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

「小豆豆」って?

2015年02月06日 | 社会


今日の朝日新聞「特派員メモ」に
北京からの、ちょっと微笑ましい記事が載っていました。

黒柳徹子氏の「窓際のトットちゃん」が中国でもずっとベストセラーなのだそうです。
中国では「小豆豆」と親しまれ、既に800万部を売り上げ、
日本の売上数をもうすぐ上回りそうだというのです。
昨年日本で出版された絵本版が中国でも早速翻訳され、
1月に北京で開かれたその発表会に、メディアやフアンが大勢詰めかけたのですと。

中国のある児童作家は
「中国の子どもや教師にとってあこがれの教育が描かれているから」と。
中国の学校は規律が厳しく、日本以上に知識を詰め込まれる面があるのだそうです。
ありのままのトットちゃんを受け止めてくれる「トモエ学園」は
中国にもあって欲しい理想の学校像なのであろうと。

そして記事は、可愛らしいエピソードで終わっています。
”その発表会の終わり頃、4歳くらいの女の子が手をあげ、
「ママのおなかの中でトットちゃんを聞いたの。絵本も楽しみ」。
報道陣向けの質問時間だなんて、知ったこっちゃない堂々とした意見表明。
この国でも「小豆豆」は育っている、と嬉しくなった。”

「窓際のトットちゃん」は評判になった頃に読んだきりで詳細は忘れてしまったし、
先月発売されたという絵本を私は見ていませんが
トットちゃんが普通の小学校に入学してすぐに退学になってしまったことは覚えています。
その理由は机の蓋をバタンバタンと騒がしくしたり、
授業中もいつも窓の外を眺めていたことなどと知って
今で言う発達障害の一種だったのかなあとなんとなく思いました。
そんなトットちゃんに「きみはほんとうはいい子なんだよ」と
トモエ学園の校長先生はいつも言ってくれた。
そんな先生に私も出会いたかったと思ったものです。
子どもを生かすも殺すも、周りの大人次第なのだと。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする