今日の朝日新聞「特派員メモ」に
北京からの、ちょっと微笑ましい記事が載っていました。
黒柳徹子氏の「窓際のトットちゃん」が中国でもずっとベストセラーなのだそうです。
中国では「小豆豆」と親しまれ、既に800万部を売り上げ、
日本の売上数をもうすぐ上回りそうだというのです。
昨年日本で出版された絵本版が中国でも早速翻訳され、
1月に北京で開かれたその発表会に、メディアやフアンが大勢詰めかけたのですと。
中国のある児童作家は
「中国の子どもや教師にとってあこがれの教育が描かれているから」と。
中国の学校は規律が厳しく、日本以上に知識を詰め込まれる面があるのだそうです。
ありのままのトットちゃんを受け止めてくれる「トモエ学園」は
中国にもあって欲しい理想の学校像なのであろうと。
そして記事は、可愛らしいエピソードで終わっています。
”その発表会の終わり頃、4歳くらいの女の子が手をあげ、
「ママのおなかの中でトットちゃんを聞いたの。絵本も楽しみ」。
報道陣向けの質問時間だなんて、知ったこっちゃない堂々とした意見表明。
この国でも「小豆豆」は育っている、と嬉しくなった。”
「窓際のトットちゃん」は評判になった頃に読んだきりで詳細は忘れてしまったし、
先月発売されたという絵本を私は見ていませんが
トットちゃんが普通の小学校に入学してすぐに退学になってしまったことは覚えています。
その理由は机の蓋をバタンバタンと騒がしくしたり、
授業中もいつも窓の外を眺めていたことなどと知って
今で言う発達障害の一種だったのかなあとなんとなく思いました。
そんなトットちゃんに「きみはほんとうはいい子なんだよ」と
トモエ学園の校長先生はいつも言ってくれた。
そんな先生に私も出会いたかったと思ったものです。
子どもを生かすも殺すも、周りの大人次第なのだと。
やっぱり中国でも人気なのですね。
トットちゃんがステキなのは、その個性を認め育んだ
お母様によるところ・・・と思い、チョッちゃんの著書も
読みました。それで納得~♪
トットちゃんのように肯定されると、子供は安心して
堂々と伸びていけるでしょう。大人の私でさえも、肯定
されると嬉しいのだから、まだ、家と学校しか知らない
子供は、尚更ではないかしら。
トモエ学園の校長先生と出会えたのも、お母様の
決断があったからと思います。
アズキ豆って何?って思っちゃいました。
「チョッちゃんが行くわよ」でしたっけ、
私も読みました。
音楽家の父親と楽しい母親との素敵な家庭が
描かれていたような。
そう、あの母がいてのトットちゃんなのでしょうね。
詳細は覚えていないのだけど
トモエ学園はオンボロ中古バスなども教室にしていたんですよね。
そのようなユニークな学校に行かせる決断をした母親も確かに天晴!
しないのは、少し救われますね。
トットちゃんのお母さんの美容院があった
ところの近くに住んでいました。
22年も前の事ですが・・・
東急大井町線の北千束の近くです。
今も空地かしら?
「窓ぎわのトットちゃん」は大好きな本です。
出た時に読んで、息子が小さい時に今度は新書判を買っていっしょに読みました。
自由が丘とか洗足池とか、なじみの場所が出てくるので
当時の様子を想像し、なおのこと親しみを感じます。
日本の教育は協調性や、規格を重んじるところがありますから
時代が違うとはいえ、こういう学校があったというのが画期的なことですね。
いろいろご苦労もあったでしょうが、小林先生は信念の教育者だったのでしょう。
教育は子どもが主役だということを改めて考えさせられます。
何かとジャパンバッシングといわれながら、こうした本が
中国で受け入れられるというのはうれしいことですね。
日本での売り上げも800万部なのだそうです。
もうすぐ超えてしまいますね。
北千束で美容院をしていいたのですか?
「チョッちゃんが行くわよ」は読んだのですが
詳細は忘れてしまいました。
朝ドラは見ませんでしたし…
先月、絵本が出たということは知りませんでした。
自由が丘、洗足池、
私も少し馴染があって懐かしいです。
いずれ東急線沿線ですし。
小林先生の信念は本当に素晴らしいが
今の教育法のもとではトモエ学園のような学校は
認められなかったかもしれませんね。
なんといっても、もう70年以上も前のことですものね…