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Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

圏外の里

2010年11月23日 | 国内旅行

夫という人間は、普段とても忙しくしているせいか、
突然、このままじゃやっとれん!何処かに行こう!と叫び出すのです。
それが去年の冬は旭川であり。
今年は、温泉に入って紅葉が見たい!と言って
温泉宿をさっさと予約してしまいました。
連れ出してくれるのはありがたいのだけど
それなりに日々雑事に追われている私、
行くとなると留守宅の用意もあるし、正直ちょっと面倒。

鬼怒川温泉から更に車で一時間ほど奥に入った西湯川温泉。
いいんだけど…
我家は川崎なので、箱根や熱海がすぐ近くにあるのに
何故栃木まで行かなければならないのか?
しかも昨日は終日雨。
ほらやめときゃよかったのに、と言いたいのを飲み込んで出かけたのでした。

首都高を抜け、今市インターまで一走り。
鬼怒川温泉、川治温泉を抜け、更に山奥に入ったところにある湯西川温泉。
泊まったのは享保3年創業とかの古い宿で、渓流のほとりにあり、向いは切り立った崖。
渓谷を見渡せるガラス張りの大浴場のお湯は無味無臭、
しかしとても柔らかな肌あたりで確かに肌がスベスベになる。

ここの露天風呂(写真)は非常に気持ちよいのですが
入り口がそれぞれ別々にあり、大浴場から行こうとすると
また服を着て、長い通路を歩かなければならない。
でも霧雨の中を、スゲ傘を被って入る渓谷の露天風呂、なんと気持ちのよいことか。
紅葉がひっそりとライトアップされた渓谷の茂みを横切ったのは
どうやらタヌキだったようです。
ここには混浴の露天風呂もある!(女性専用の時間もあったけど私は間に合わなかった)
女性には腰巻タオルをお貸しします、と書いてあるけど
腰巻ということは上半身はむき出しなのか?
少々怖気付きましたが、トルコのスパムも体験した私が入らないなんて。
人も殆どいないことだし、是非入ってみたかったのですが…
常識人の夫の、みっともないからやめろ!の一言で終わったのでした。

お湯三昧の心地よい一晩を過ごして、今朝はまだ煙るようなこまかい雨。
日塩もみじラインの紅葉は、盛りは過ぎていたようですがまだまだ見頃。
カメラを持って行かなかったので(ヤル気のなさバレバレ)、携帯から撮った画像です。

帰り道、お昼頃からどんどん晴れてきたのでした。
驚いたのは、泊まった宿で携帯がまったく使えなかったこと。
人里離れた山奥なら仕方ないとも思うのですが
その宿に行き着くまでには結構大きな集落も通ったのに
車の中でたまに見ると、ずっと圏外でした。
日本にもまだまだそんな所があるのですね。
コメント (4)
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