クリスマスが終わっていよいよ年末モードです。ただで読める金田一耕助最後の1冊、悪霊島を読み終えました。これで10月から一気読みを始めてから28冊目になります。物語の最初に磯川警部のプライベートな人生が少し紹介されますが、これが後半の後半に意味を持つようになります。そして八つ墓村と同じく洞窟での騒動も起きます。横溝正史は犯人が最後に逮捕されて収監されるというエンディングを作りません。多くは服毒自殺などをして、社会からの制裁を受けない形をとります。今回の犯人も冷酷な犯人でしたが、最後は・・・。
「悪霊島」横溝正史 角川文庫
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