活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【12月21日】

2017-12-21 | 新書

138億年の音楽史を読み終えたのですが、いい感じの内容だったのに、最後にこう来るかと評価を下げてくれました。音楽はヒトが作ったのかということに関して、鳥のさえずりやクジラの交信など、会話というよりも音楽を奏でてコミュニケーションを取っているということなどには同意できるのですが、DNA配列にまで音楽があると来て、さらに一時流行った水の記憶を持ち出して、水に音楽を聞かせると結晶が変わるというのを堂々と取り上げるに至っては、著者の姿勢を疑いましたね。音は確かに数式で表される点では科学に寄り添えるものですが、だからと言って分子構造、原子、素粒子レベルの話にまで落とすと、似非科学と疑いますね。H2Oのどこに記憶媒体があるのか。であれば、それを使った計算機だって可能ではないですか。水素水よりも性質が悪いです。ということで、この本は最後の10章は読み飛ばして読んで正解です。

「138億年の音楽史」浦久俊彦 講談社現代新書

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【12月20日】

2017-12-20 | 雑誌

ビックコミックオリジナルの日がまたやってまいりました。新連載が始まりました。保護司の話です。ビックコミックオリジナルを代表する連載がだいぶ終わり、あぶさんとか浮浪雲とかですが、もう釣りバカ日誌、三丁目の夕日くらいですかね。あと黄昏症候群は課長島耕作をしのぐかもしれませんね。風の大地もはいるかな、そろそろ。数年以上に渡って連載されるのはなかなか無いですね。1年物くらいでも名作はありますけれど。

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【12月19日】

2017-12-19 | 新書

今聴いているあなたの音楽は誰のものですか、と聞かれれば自分のものです、と答えます。スマホで聴く音楽は作曲者、歌い手が誰であれ自分のものです。しかし、昔は違ったようです。音楽は権力者のものでした。それは大昔のことではなく、ついこの間まであったソ連。かの国では音楽は国のものでした。すべての音楽家は国のために活動していたのです。個人が自由に音楽を所有するということは現代のみに行われることのようです。権力者にとっては音楽は武力と同じくらいのステータスがあったのです。太古から戦闘時には音楽が奏でられ、兵士たちの気力を鼓舞していたのです。先の大戦でも突撃ラッパで兵士は肉弾戦に突入していった事実を思い出します。音楽の歴史のほとんどは権力者の持っている音楽の歴史でもあります。

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【12月18日】

2017-12-18 | 新書

ヒトはいつから音楽をものにしたのでしょう。音楽は宇宙の表現だとも言います。宇宙は調和の取れたものという考えがあって、音楽はまさに宇宙そのものということです。そして祭祀や宗教と密接に結びついて発展しました。現在我々が音楽というものは西洋音楽を指します。オクターブを13音で割った平均律でできています。もちろん世界中にはこれ以外の音程を持ったものをありますが、物理的にも調和した平均律が音楽の主流です。138億年の音楽史は今まで読んだ音楽史とは違う観点で面白いです。

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【12月17日】

2017-12-17 | 電子書籍

今日もCREAのハワイ特集を眺めておりました。南国のリゾートといえばバリかハワイかセブ島、タヒチということになりましょうか。ハワイ以外はいずれもエスニック的な良さがありますが、ハワイはまさにアメリカ的なリゾートであると思います。そこが好きか嫌いかというところですね。ちなみに風が一番すがすがしいのはハワイです。

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【12月16日】

2017-12-16 | その他

ハワイのJALパックデスクで貰ってきたEheu(エヘウ、翼)という冊子をペラペラと読んでいました。現地ハワイの情報を書いてある冊子ですが、帰ってきた今となっては懐かしさを感じる雑誌です。初めてハワイに行った2011年にハワイ島に行きましたが、この冊子はハワイ島の特集です。一度流れる溶岩を見たいと思っていますが、2011年は見られず、今は見られるようです。

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【12月15日】

2017-12-15 | 新書

今日は忘年会が一番多い日ではないかと思いますな。かく言う自分も忘年会でした。飲み放題はいいのですが、中華コースというのは最後にチャーハンとか重いものがきて、けっこう腹に来ます。壮大に食べ物が残っているのを見ると、是非お持ち帰りにしてもらいたいと思いますよ。
先日新宿西口広場を通っていましたら、古本市をやっていて、思わず立ち寄って2よ冊ほどゲット。この手の古本市は新橋駅前のSL広場でもよくやっています。その2冊のうちの1冊、138億年の音楽史を読んでいます。従来の音楽史とはちょっと毛色の変わった音楽史です。

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【12月14日】

2017-12-14 | 文庫

予定通りミレニアム第4部を読了。第5部が当然ありますというストーリーでした。つまり本当の悪役が始末されていないということです。前三部作を読んだ者として、なんの不自然さも無くストーリーに埋没できました。年が明けたら第5部を読むことにしましょう。

「ミレニアム4」ラーゲルクランツ ハヤカワ文庫

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【12月13日】

2017-12-13 | 文庫

ミレニアム4下巻を半分まで。AIの天才学者が殺され、自閉症の息子が残され、この息子がカギとなってストーリーは進みます。第三部で終わったかに見えたミカエルとリスペットのストーリーが続きます。死んだ原作者には第10部までの構想があったそうです。ハリーポッターが途中で終わってしまったようなものですな。

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【12月12日】

2017-12-12 | 文庫

ミレニアム4上巻を読了。明後日には下巻も読み終わる予定ですが、確かに前の三部作同様グイグイと読ませます。帯には5が今月発売と書いてあります。多分買うことになるのでしょう。

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