百姓の力を引き続き。領主様、名主様、上百姓、小百姓と大きな身分制が村落にはあるのかと思っていましたが、領主は別格として、名主は持ち回りだし、村のことは全体会議で決めていくし、個人が勝手なことはできなかったのでありますね。そもそも、百姓というのも、農作物を作っていればそうであったり、自ら名乗ったりできるものではなく、村がその村の百姓であると認められることなのです。一つの称号のようなものであったのですね。コメや大根を作っていれば百姓なのではなかったのです。また、漁村に行けば半農半漁でも百姓であったわけで、百姓というのもまさに百のものを作るということであるわけです。
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