活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【3月24日】

2007-03-24 | 新書
 休日の夜に本棚を眺めて一冊取り出したのは、純米酒を極めるでこれをぱらぱらと読みました。マンガの夏子の酒でモデルになった上原浩氏の日本酒論で、日本酒とは純米酒のことであるということをとうとうと述べています。醸造酒というのは原料を発酵させた酒であって、ワインはブドウのそれであり、ビールは大麦のそれであり、日本酒は米のそれであるわけです。ワインはもちろんですが、ビールも日本のビールは米とかコーンスターチとかが添加されていますが、麦100%のビールが一番旨いと思います。日本酒も米と水だけで作られたのが本来であって、醸造アルコールを添加した酒(アル添酒という)は清酒とは呼んでも日本酒と呼んではいけないのです。醸造酒に添加物を入れたらリキュールあるいはその他の酒であります。日本酒の味を見極めるほど通ではないのですが、この本を読んで以来、選ぶ酒は純米酒に限っているのです。

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