遠野物語、面白すぎです。一口で言えば怪奇物語です。特に山姥の話はけっこう怖くて、聞かされた子どもは家から出られなかったでしょうね。今は山は自然と対峙するところで、気持ちをリフレッシュさせる所でもありますが、昔は神が住み、山男、山姥が住み、狐にだまされる所でした。カッパの話は全国にあるそうですが、遠野物語のカッパも有名です。今回読んだ遠野物語は岩波文庫で、一緒に山の人生というのが収録されています。山に関する自然学的考察、あるいはネイチャーものかと思えばさにあらず、大正以前の山というものが人とどういう関わりがあったのかという考察です。
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