日本人宇宙飛行士も国際宇宙ステーションで船外活動をするようになりましたが、SF映画などでも簡単に宇宙船から外に出るような感じを受けていたのに、実は相当の準備が要るのだそうです。宇宙服では三分の一気圧の純粋酸素で満たされていて、減圧のための準備と窒素を体外に出すという作業がやり方によって30分から4時間かかるのだそうです。船外でなにか起きても助けに行くのにホイホイというわけにはいかないのですねぇ。人間や生物の極限環境での状況を知る面白い本でした。
「人間はどこまで耐えられるのか」F・アッシュクロフト 河出文庫
「人間はどこまで耐えられるのか」F・アッシュクロフト 河出文庫
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