活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【7月15日】

2023-07-15 | 単行本

自治会で防災関係を担当している関係で、最近問題になっている宅地崩壊の学術書を読みました。20年も前の本で、ベースになっている地震は阪神淡路大震災と宮城県沖地震なのですが、今読んでも古くはないなと思いました。日本は平野が少ないのでどうしても傾斜地に宅地が作られます。ただの傾斜地ではなく、谷を埋めたり、丘を削ったりします。そういうところでは地盤が強固でないことが多いので、大きな揺れが来る、あるいは豪雨が来るというときに、地滑りや崩壊を起こします。そんなことの分析と対処について書いた本です。

「斜面防災都市」釜井俊孝 守隋治雄 理工図書

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