中学の国語の教科書は文学作品から随筆までいろいろな文章が載っていますが、科学者の書いた科学随筆ということで、教科書名短編というのを読んでいます。科学者の名文家といえばまずは寺田寅彦、そして中谷宇一郎、湯川秀樹が有名です。まあ昭和以前の人たちですね。寺田寅彦は夏目漱石とも親交のあった人です。お茶碗に注がれたお湯の湯気から雨上がりの地面から上がる湯気、そして日の当たる陽炎、上昇気流まで話題は広がります。庭の楓に蓑虫が大量にぶら下がり、それを50近くも集めてみたら、生きているのものあり、蜘蛛にやられて死んでいるのもありという話もあります。中学の国語の記憶など全然ありませんが、こういう文章を読んだのだなあと思いました。
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