活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【8月20日】

2019-08-20 | 電子書籍
敦煌を読み終わって、今度は楼蘭を読んでいます。紀元前3世紀から11世紀頃までは北方騎馬民族、西域のイラン系民族などが、タクラマカン砂漠を中心とするシルクロードに関わっていました。楼蘭もその一つで、漢と匈奴に翻弄されながら王国を築いていたわけで、やがて砂に埋もれた国となります。20世紀に失われた湖として有名なロプノール湖と楼蘭が発見され、シルクロードの歴史が表に出てくるのですが、その辺り、井上靖の楼蘭が面白く語っています。

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