活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【12月9日】

2016-12-09 | 電子書籍

ディクスン・カーのフェル博士ものの中で、評価の高い囁く影を読了。カーお得意のありえない状況での殺人事件です。第二次大戦直後のロンドンを舞台にしています。殺人事件は戦争前のフランスで起きました。ありえない状況下で地元警察は自殺として片付けてしまいましたが、6年後、ロンドンでこの事件が甦ります。登場人物はそんなに多くなく、この中に犯人はいるのかというのは毎度のことです。誰かが犯人に決まっているのに、その顛末がわかりません。最後に博士の種明かしとなるわけですが、そうきたかというのも毎度のことでした。

「囁く影」ジョン・ディクスン・カー ハヤカワ文庫電子版

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