Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

鯛の頭を使って鯛飯と中骨 あらを使ってお鍋風

2023-03-08 19:31:30 | 魚貝料理 poissons

前日綺麗なお刺身用の切り身を取り除いた後中骨とアラと残ったものを利用して今日の献立を考えました。Mchappykunさんのブログでいつも美味しいお魚料理拝見 今日のお料理は色々とヒント頂きました。

先ずは鯛飯 彼女の様に丸ごと一匹ではないのですが鯛の頭でも充分にお味が出るので作ってみました。

鯛の頭で釜飯

  

作り方

鯛の頭は下に使用するあらと一緒に少し塩を振って置いておいてからザルに載せ上から沸騰した湯を満遍なくかけておきます。

寿司米 2合に餅米1合を合わせた物。今日は炊飯器ではなく(かまどさん)を使用。

昆布が切れていたのを発見昆布だしの素があつたのでそれを利用 後で味を出しても良いので薄めの出汁を用意しました。(昆布だしの素 酒 味醂 醤油 塩)

出汁の分量はこのかまどを使用する時のように1,5割増。いつも30分浸してから炊きます。

鯛の頭を載せ生姜の千切りも少し加えました。

炊けてから蓋を除く少し前に庭に育ってきたセリ科のマスロンという葉を。そして酢漬けにしてある柚子の皮の千切りも。

Mchappykunさんのおっしゃる通り鯛の下に昆布を敷くと取りやすかったのにと思いました。

頭だけでしたが美味しい身が結構取れました。ご飯とてもお味が出て美味しかったです。私はお焦げの部分も楽しみました。^_^

細切りの海苔と浅葱の様な細葱を散らして。マスロンも。

お鍋風

此れもMchappykunさんの影響です。日本にいた時は祖父が大層お鍋好き。冬場出なくても夏は湯豆腐や私たちは食べなかったけれどどじょう鍋もどじょう手に入ると 祖父好物でした)食べても良かったのですが姿を見ても怖かったし熱々お豆腐を入れるとどじょうが避難 見ていし)等 私たちの食事の脇に母が用意していました。

フランスにはフォンデュなど他の形式は有りますが基本的に同じ鍋のものをつまむという習慣は無いので作った事なく大きな土鍋もないので鉄製の中華鍋を使用。

材料

 鯛の中骨とあら

 昆布だし 上記した物

 白菜 ポロ葱 平茸 セリ科の野草マスロン 豆腐

 湯掻いた中骨と粗を水から静かに煮て沸騰したら昆布だしの素を加え(前述した様に昆布を切らしていたので)静かに灰汁を取りながら少し煮てから中骨と粗を取り出す。

後は皆様方ご存知の様に。この中にも生姜と柚子の皮の千切りを入れこれがとても香ばしかったです。

他に切り身は入れませんでしたが解した身も取れたし。

薄味なのでポン酢も用意しました。

お昼ご飯

我が家はお昼がメイン夜は本当に軽食です。

夕飯に残っていた野菜汁の中にうどんではなくフォーに使うお米の麺を入れて楽しみました。

 

週末久しぶりに二人だけで静かに過ごしたので余裕があったのでふと思いついてこの様な物試しに作ってみました。戸棚の整理をしていたらきな粉が沢山出て来たので。黒のすり胡麻も使いかけの物もです。

きな粉スノーボール

きな粉黒胡麻ビスケット

ネットに色々載っていたのでその中から。少し思うレシピも浮かんだので試してみたいなとも思っています。

甘みも少なく日本的なお味がしました。

日曜のコーヒータイムに義妹が沢山の水仙を抱えて訪問してくれました。春が本格的に訪れた様に暖かく感じました。もう3月2週目ですものね。

 

 

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鯛のカルパッチヨの献立

2023-03-07 06:46:56 | 魚貝料理 poissons

 一年を通して新鮮な鯛が手に入ります。幾つか種類がありますが今日は daurade royale とてもノーブルなお味がします。この所いつも一匹姿のままオーブン焼きする事が多いと気がつきました。簡単だし孫達含める家族皆共通して好んでくれますし料理人としては有り難いですよね。

今日は主人と二人だけなので卸してのお料理を作る事にしました。

鯛のカルパッチョ

作り方 

三枚に卸したフィレ。半身を縦に半分に切り皮を剥がして削ぎ切りにする。皮は保存。皿に盛り付ける。

 大蒜 1片 微塵切り

 塩 粗挽き胡椒 少々

 細ねぎ+エシャロット 少しずつ 刻んだ物 

 レモン汁 半1~1個 (大きさと好みにより)とそのゼスト

 オリーブオイル 大1~2 

以上を合わせて刺身の上にかける。

    オリーブ(庭で収穫して仕込んだ物)  ミニトマト パセリ

頂く時に邪推かもしれませんが山葵を溶いた醤油をサッと回し掛けて食べてたらとても美味しかったです。

セップ茸のリゾット

カルパッチョ仕立てなのでリゾットが良いと思い戸棚の中にビオのお店で買ったオリーブオイルで炒めて水を足し味付けそのまま15分で仕上がるという実に簡単な物を試食してみる事にしました。(皆さんリゾット作りはブイヨンを少しずつ足しながらブイヨンを吸い上げた後足す事何回も繰り返す事ご存知だと思います。)

玉葱 人参がセップと入っているよう。でも少し手を加え玉葱と大蒜の微塵切りを炒めた後お米を加えお米が透き通ってから書かれていた通りに2倍の水を加えて炊きました。

セップが本当に細かく刻まれあまりお味がしなかったことは残念でしたが楽をしたしどの様なお味なのか試してみたかつたいう事で。次回は新鮮なセップ又は他の茸が手に入ったら本格的な物を作りたいと思います。

フェンネルのソテー

フェンネルは縦に食べやくい大きさに切り オリーブオイルを熱し玉葱 大蒜の微塵切りを焦がさない様に炒めてからフェンネルを加え軽く塩胡椒 白ワインとごく薄いチキンブイヨンを被るくらい注ぎ ローズマリーを加え 蓋をして焦がさない様に気をつけながら弱火でフェンネルが柔らかくなるまで煮ます。

仕上がりに少量のレモン汁をかけるのが我が家の好みです。

サラダ

食感の異なる色々な種類のサラダ菜が入っているので固茹で卵のミモザとミニトマトを加えたシンプルな物。

ドレッシングソースは芥子 大蒜の摺り下ろし バルザミコ酢 醤油 向日葵油 オリーブオイル作った物です。

温かい日差しの注ぐベランダでの昨日の昼食でした。

 

残しておいた頭と中骨 あらは今日のお昼に使用しました。長くなるのでご紹介は次回に致します。

 

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バターも油分も入らない軽やかふわふわヨーグルトケーキ

2023-03-05 04:31:15 | デサート desserts

前の記事雛祭りに作ったケーキご紹介します。ヨーグルトケーキのレシピは色々ありますがこのケーキにはバターも油分もそして小麦粉も入っていません。小麦粉の代わりに少しのコーンスターチが入りしっとり感。卵白固く泡だて使用するのでふわふわ感が出ます。とても軽いので食べ過ぎてしまうかも?

作り方はごく簡単材料も特別な物を使用しないので気軽に作れます。

ふわふわ軽やかヨーグルトケーキ

 

 

 材料

  卵 4  

       砂糖 100g

       ヨーグルト  200g

       コーンスターチ 50g

       ベーキングパウダー  小1

        バニラエッセンス 少々

 

      作り方

 1   卵を白身と黄身に分ける。

2   黄身に砂糖を加えよくかき混ぜる。白くクリーミーになった時点でヨーグルトを加え更によくかき混ぜる。

3   2にコンスターチとベーキングパウダーを更に加え再び滑らかになる様にかき混ぜる

4 白身を固くピンと立つまで泡立てる。

5   4に3を流しデリケートに全部が綺麗平均的になる様混ぜる。

6  クッキングペーパーを貼り付けた型に流し170度に温めておいたオーブンで50分ほど焼く。

竹串で焼け具合をお試しください。

完全に冷えてから粉砂糖をふりかけ飾ります。先頃出始めたフランス産の苺を庭のすみれと共に飾りました。苺は孫の大好きな果物なので

とある朝突然バーバとお話がしたいと電話が掛かってきました。何だろうと思い出ると僕のお誕生日にはチョコレートケーキと苺一杯ね。9月のお誕生日には未だ遠いのですが。可愛らしい発想。手帳にちゃんとメモして置くからと答えました。

このお菓子軽くて本当に沢山食べたくなってしまう様です。孫君も。お姉ちゃんにお土産に持って行ってねと諭しました。

実は以前一度作ったことがあるのです。その時は柚子が冷凍庫にありその皮を少し刻んで入れとても香り良く頂きました。この日は小さい子が居るのでバニラエッセンスのみとしました。

矢張り美味しいデザートは食事の締め括りに必要な様です。

 

 

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お雛祭りの日に

2023-03-04 06:53:58 | 献立 menus

冬の終わりに淡いピンクを滲ます白い花を付け春の訪れを告げるアーモンドの樹。今年はいまだに。まだまだ薄寒く凍りつく北風の吹く日々も珍しくなく春の喜びを感じることのない日々ですが 今日のお雛祭りは何となくとても意識しました。長女が孫の一人を連れて我が家で仕事をする日なのでそれらしいお料理を作りたいと思いました。

ちらし寿司

ちょっと趣向を変えて型抜きをしてその上に海苔 薄焼き卵の極千切りと海老を飾りました。

三葉ならずパセリを載せて。でもこのパセリはとても香しいです。

寿司飯の中には人参と生椎茸其々薄味で煮付けたものが入っています。

とても綺麗と娘に好評でした。

〆鯖

蕪(radis bleu méat)の酢漬け

鞘インゲン

作り方

〆鯖は

前にご紹介しましたけど3枚に卸した鯖 両面に粗塩を振り皮を上に網に乗せ冷蔵庫で最低1時間寝かせてから酢洗いをしてその後本番に生姜の千切りを入れた酢の中に漬けます。

今日は酢の代わりにポン酢の中に漬けました。我が家は酢は林檎酒から作る手作りの酢を使用していますが少し熟成して酸味が日本の酢よりきついと思ったので。

優しい味付けになりました。一晩寝かせましたが一時間ほどから頂けます。薄皮はピリッと簡単に剥けます。小さ目の鯖でした。

山葵醤油を添えて。

此の蕪は冬場にのみ顔を出す季節の蕪です。酢を通すとこの様に綺麗な色に出来上がります。

千切りにしてから塩で軽く揉み10分ほどしてから水洗い固く絞ってから此れも少し砂糖を加えたポン酢の中で味を馴染ませました。生姜の千切りを入れても良いです。私達夫婦お気に入りの副菜です。

ヒレカツ

胡瓜

孫が好みなので。

胡瓜も好きで食べるのでフォークで皮に筋をつけてから塩揉み。味を馴染ませてから水洗い刻んだ物。彼好みに味付けせずにそのまま。ドレッシングソース脇に用意しましたが皆其のままで食べていました。

ソースはケチャップ ウースターソース にホットチリソースをほんの少し入れて混ぜた物です。

茶碗蒸し

マロンシャンピニオン 海老 鞘インゲン入り 

3月3日の献立

ところで実は前日お寿司が食べたく予行演習では無いのですがちらし寿司仕立ての献立を頂きました。

前日の献立

エンダイブの納豆載せ

鯖〆

メーグル(maigre)とアボカド寿司

吸い物

 エンダイブの納豆載せは自家製の納豆を使用しました。納豆は殆ど手に入らないので(売れないのだそうです)時折作ります。豆が大きかったので少し刻んで芥子 青葱の刻んだ物 醤油で混ぜたら少しペースト状になりました。主人の好みです。

 お吸い物はメーグルの中骨と皮に塩を振って馴染ませてからザルに乗せ熱湯を通した物で出汁を取りました。

具はシャンピニオン 青葱 豆腐。だしがとても効いてて美味しかったです。

メーグルとアボカド寿司


材料と作り方

ちらし寿司 上と同じ物

メーグルとアボカド

  メーグル(前にも色々記事を書いていますがよく使用する土地の魚です。)今日はとても大型の物 切り身を購入。骨と皮を外し1.5cm角ほどに切り塩を少し振り味を馴染ませておく。

アボカドは種皮を取り除いたら1cm程の角切り。色が変わらない様に即レモン汁を振りかけて置く。

メーグルとアボカドに青葱 大蒜 生姜の微塵切りそして次女のお義父様から頂いた柚子の酢漬けの皮の微塵切り(漬け汁も少し)を加えレモン汁 醤油 胡麻油で和えた物。

型に先ずちらし寿司を入れその上に上記の物を入れ上から押して型抜きした物。

少し残念だったのはレモン汁で締まってしまいメーグルの綺麗な色が失われてしまった事。日本式に魚とアボカドそのまま綺麗に飾って食べる時に個人で醤油と山葵で味付けしたほうが良かったのかな?とも (捌いている時お刺身の様に切り山葵醤油でつまんで食べたらコリコリしてとても美味しかったです。)

でもとてもお味には満足したので良しという事にしておきましよう。

此処からデザートがあったのです。とてもヘルシーな物。孫がすっかり気に入っていました。次回ご紹介致します。

女の子のお祭りだったので小学校に行っていなかった孫娘に(婿さんにも)お寿司にヒレカツ デザートと共に包んで持たせました。

 

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