今日は寒波が和らぎ一日中太陽の陽射しに恵まれました。久しぶりに庭仕事の真似がしたくなり冬枯れした植物の剪定をしている際 野生のセリがちょうど食べ具合に生えているのを見つけポタージュを造ろうと思いました。
セリとじゃが芋ポロ葱のポタージュ
材料は
セリ(葉と柔らかい茎の部分)、じゃが芋、ポロ葱の白い部分、大蒜、オリーブオイル、バター、タイム、ローリエ、チキンコンソメキューブ、塩、胡椒 です。
作り方は
セリは葉と茎を別にして茎の太いところは皮を剥いてさっと湯がき冷水にとおしておく。 オリーブオイルとバター半々の物を熱しポロ葱細かく切った物を甘味が出るようにゆっくり炒め じゃが芋輪切り 大蒜を入れ更に炒め 水とチキンコンソメキューブを加る。 塩 胡椒 タイム ローリエを加え 野菜が柔らかく煮えたら 最後にセリを加え(セリのビタミンが飛ばないようにそして色も鮮やかに残るよう) 少しの間火にかけてからハンドミキサーをかける。 少し野菜の歯ごたえを感じるように完全には滑らかにならないようには私の好みです。食卓で好みの分の生クリームを注ぎます。 ライ麦パンを添えました。
繊維の気になる方は葉先だけを使うか茎の部分は最初から他の野菜と一緒に煮込むことお勧めします。ほんのりほろ苦さ描いていたけれどほとんどせず甘い香りの高いポタージュが出来上がりました。
マスロン(野生のセリ)
これは我家に生える野生のセリです。これはもうかなり育ったもの。 花がついて食べるにはもう硬く使えません。 3月末までが食べ時です。
ちなみに名前は マスロン Maceron、せり科。 海岸近くの土地に沢山生えています。 アンゼリカととってもよく似ています。
鰯のエスカルゴバター詰め焼き
今日のメインのお料理は鰯です。鰯はこの土地の名産品といっては可笑しいけれど美味しい鰯が獲れます。開いて中骨を除き塩 胡椒 ローズマリーをふりかけ まだ冷蔵庫に残っていたエスカルゴバターをお腹に詰めました。(あまり多くの量ではなく) 楊枝を挿したけれど盛り付けるときにはずしました。 粉をはたいてムニエルにしようと思ったのですが(そのほうがフランス式です)グリルで焼いてしまったのです。 皮の脂が落ちてさっぱり美味しいです。(苦笑) ルッコラを添えました。 レモンをきゅっと絞っていただきます。
ジェノベーゼを詰めるとイタリア風になりますね。
付け合せ
付け合せはじゃが芋と蕪です。じゃが芋は蒸かしておき 蕪はエシャロットと大蒜をバターで炒めブイヨンを注ぎ タイム ローリエを入れた中で煮 じゃが芋と一緒に盛り付けました。
ガーリックの効いたバターがお腹の中に入っている鰯ととても相性が良いですよ。
サラダは サラダ菜 エンダイブ ブルーチーズ ローストした胡桃にミニトマト。写真は省きます。
三日月の美しい夜です。 昨日月曜と思っていたのにもう週末に。一週間経つの葉本当に早いですね。皆様よい週末お過ごしください。
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そしてコメントとても楽しみに待っております。
書き忘れてました。桜えびを入れると香りが
出て美味しいです。でも桜えびも手に入らないですよね。
セリの花は初めて見ましたが、小手毬草の様に可愛らしいのですね。せりも店頭に並んでいるので
買ったもののどう料理するかまだ考えていませんでしたが、スープは思い浮かびませんでした。
鰯も美味しそう。でも手開きができません。
開いたのを見つけないと。
鰯料理では、きれいにしたお腹の中に大蒜とホウレンソウの葉先をバターで炒めたものと煎った松の実を一緒につめ、粉をはたいてバター焼きにしたものをよく作りました。最近は、蕁麻疹がすぐ出てしまうので、お魚料理が食べられず、とても残念です。
此方セリの茎をシロップに漬けたりアンゼリカのように使う人もいます。日本のセリとは違うかも知れませんね。食材の違い実際に食べてみないと判りませんよね。鰯の中骨はずすの新鮮だと割りと簡単ですよ。でも此方もフィレに卸したものも売っています。
でもききさん 御料理とってもお得意お上手なのですね。
お魚は全部駄目なのですか?それとも青魚だけですか?
お仕事が忙しくて体質変化なさり何か受け付けなくなったりするようなこともあるでしょうね。
母国に帰って来て、すっかり体質が変わってしまっていて、中々環境に慣れられないのは、とても哀しいものです。。
本当にお辛いでしょうね。