次女が彼と週末帰宅しました。電話は毎日なのだけれど昨年の夏以来会っていません。是非作って欲しいと言っていたものは仕込んであるのだけれど(明日にでもご紹介致します。)他にはあまりリクエストがなかったので彼女の大好きな帆立貝のお料理にすることにしました。
帆立貝の刺身キーウイソース
本当は温かいソテーにしようと思ったのです。大雨暴風に海の満潮が重なりフランス西海岸には洪水警報の出ていた金曜日の夜中に着きました。翌日散歩を期待していた彼女に無理だと思うから朝はゆっくり寝なさいとベットに送り込み私は少し心配で不眠の夜。幸せなことに大雨も大風もなく無事に朝を迎えてほっと。朝早くさわやかな顔をして現れた娘に何が食べたい?と聞いたらお刺身。
急きょメニューを変えて帆立貝もお刺身にすることにしました。普通のお刺身とも思ったけれどちょっとお洒落にに柚子胡椒のきいたキーウイソースをかけました。
帆立貝を剥いたとき取っておいた殻の中に蕪の千切りを昨日のヴィネグレットで和えたものを敷きます。
薄くスライスした帆立貝(軽く塩 胡椒 白ワイントベルガモットレモンのゼストト汁を少々ー柚子がないので代用ですーを振っておく)を敷きます。
キーウイを摩り下ろしてベルガモットレモン(柚子)の汁とオリーブオイル、塩、胡椒、大蒜のすりおろし、エストラゴン、柚子胡椒を混ぜたソースを作り上にかける。
作り置き常備のバザミコソースを上にかける。
帆立貝の刺身キーウイソース
娘が後から語ったのですが彼女の彼 火の通った帆立貝のお料理はゴム化してあまり好みなのではないけれどこのお料理はとっても美味しかったと言ってたそうです。とっても嬉しいと思いました。彼のご両親は大層お料理好きでお上手な方々で娘は一年中お邪魔してお料理ごちそうしていただいています。
帆立貝のコライユ(生殖巣)のエストラゴン入りのエスカルゴバター炒め
帆立貝とっても大きい立派なものでした。コライユ(生殖巣)(フランスではコライユト言います。珊瑚もコライユといいます。珊瑚のような色をしているからでしょうね。私は舌のような形をしているのでつい舌と言ってしまうのですが。 好き嫌いがあるようですね。娘は大好きで彼の分も分けてもらっていました。苦笑)も見事というわけでこれはエスカルゴバターを作るときパセリにエストラゴンを加えて作ったものでさっと炒めました。
その前にいくつかに縦に切った蕪を固めに茹でバターでさっと炒め砂糖を少し加えカラメリゼしたものを用意。鞘いんげんを茹でたものを用意。
最後に全部を合わせ塩 胡椒で調味 熱々を食卓には運びレモン汁をかけていただきます。タバスコを振っても美味しいです。
エストラゴン入りエスカルゴバターは
*バター(私は好みで軽くするためオリーブオイルを半量にします)
*エシャロット
*大蒜
*パセリ+エストラゴン
*塩 胡椒
*レモンのゼスト(これは私の好みなので入れなくてもよろしいです)
鯔の刺身
鯔は現在沢山出回っています。庶民的なお魚だけれど使いようによっては高級魚の鱸にも負けないとラロシェルで長いこと活躍していた魚の権威のシェフのJacques Le Divellec ジャック ル ディヴレックは語っています。新鮮なものはお刺身にしてもこりこりしていてとっても美味しいものです。
鯔の切り身は一夜昆布に挟んで〆ておきました。薄くそぎ切りにして。添えた人参はレモン汁、オリーブオイル、塩、胡椒で味を付けてあります。
これは普通のお刺身のように山葵と醤油でいただきました。
菊芋のきんぴら
娘にきんぴらを食べたせたくて菊芋のきんぴらも
本日の食卓
本日は一応日本食なのでご飯とともに皆一緒に食卓に並べました。
デサートは?
チョコレートパンナコッタ ラズベリーソース添え
仲良くさせていただいているお料理上手のMchuppykunさんのチョコレートパンナコッタ ラズベリーソース添えのレシピをお借りしました。詳しいレシピが入っていますのでどうぞご参照ください。本当に簡単で美味しく美しいデサートがアッという間に出来上がります。
チョコレートのパンナコッタは作ったことがなかったし いつも器に入れて固め冷蔵庫が一杯になり作り渋っていたもの 型に入れて固め 型抜きをすれば綺麗にできることに目から鱗 即作りたいと思いました。
少し色が薄かったのでビターココアの粉を足したらちょっと解けないところが底にたまり型から出したら表面に出てしまったのでアーモンドスライスを炒った物を飾りました。でも意外と相性が良いと思いました。ラズベリーソースもあまりミックスせず少し粒粒を残したのはちょっと雑かもしれませんね。(苦笑)
ミントの葉はまだ芽が出ないのでメリッサの葉を飾りました。メリッサも薫り高いです。
Mchuppykunさんいつも美味しいレシピ本当にどうも有難うございます。皆喜んで頂きました。
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そしてコメントとても楽しみに待っております。
楽しい会話になったことと思います。
ホタテの舌は肝のことですか?ひもと肝はいつも
小さく切って一緒に調理していましたが、単独でエスカルゴバターで炒めるという手があるんですね。(^_^)v
でもエストラゴンはクッキングサロンで1度だけしか使ったことないので、どんなモノだったかしら?ハテ?
男女・友達間では胃袋の相性が一番肝心な
ところではないかと思います。
お嬢さんいい彼に出会えましたよね。
帆立のキウイソースもお洒落で美味しそうですね.白身のお刺身でキウイソースを使ったことはありますが、帆立の方が合いそうです。
塩の華さんの手にかかるとどんなものも素敵で美味しそうになりますね。
お嬢さんたちもどんなにお喜びだったことでしょう。
ノルマンディでもホタテが沢山出回っていましたが、生で食べられるぐらい新鮮なのかどうかが分からず、なかなか勇気が出ません。
ボラは焼いて食べると美味しいけれど、お刺身にしてもいいんですね。
これもやっぱり海辺ならではの一品。
ラズベリーソースは冷凍してあるので、チョコレートパンナコッタ、私も早く作ってみたいです。
ご自分のお母様も、彼のご両親もお料理上手なんて、お嬢さんと彼は本当に幸せですね。
もしかしたら、彼とは食べ物の話で意気投合して、お付き合いすることになったのかもしれませんね(笑)
エストラゴンは甘い香りでお味もほのかな甘みが漂います。私はホウレンソウや白身魚とりのお料理それも白いソースの時に使うのが好みです。エストラゴンだけは私の庭に生えなくって。他ののハーブとの共生が良いというので直植えしていたのですが今年は鉢植えにしようかと思っています。彼のご両親は2人で仲良くお料理を作るそうです。
鯔はいなくなってしまったと思っていたのだけれど先頃よく出ています。泥臭いと嫌う人骨が丈夫で裁きにくいという人多いけれど昔近所の人に仕込まれて長女がよっく捕ってきた魚なので愛着があります。安いですしね。でも腹子は手に入らなくって残念ですけれどね。
彼の両親はパリ郊外にお住まいなので週末よく行ってごちそうになったり彼女もオードブルを担当したりしているようです。
帆立貝の刺身キーウイソース
帆立貝のコライユ(生殖巣)のエストラゴン入りのエスカルゴバター炒め
新鮮なホタテ料理
素敵なレシピ嬉しいです
美味しそうです