天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

シネマ歌舞伎「廓文章 吉田屋」

2020-01-23 23:19:00 | 映画

ひたすらニザさまがかわいい話でした。

ちょうど文楽一部でもやってるシネマ歌舞伎「廓文章 吉田屋」、義太夫狂言に珍しい遊廓絡んでるのにハッピーエンド。
はじまる前に仁左衛門さん、玉三郎さんそれぞれのインタビューが入ります。
江戸の歌舞伎はかっこいを目指していて、上方の歌舞伎は人間の感情を描いていて、これは上方の和事(わごと)と言うらしい。
仁左衛門さんは「かわいく」演じているそうだ。なるほど。

文楽でも見たところなので違いとなるとやはり動き。舞踊みたい。男だけど、舞踊でも女性的な振りが中心で主人公の性格を現してるよう。
太夫の夕霧と久しぶりに会ったら、互いにツンデレでじゃらじゃらじゃら。
これ平成21年の撮影だから10年前。なんじゃこの還暦デコボコのかいらしいカップルは…(愕然)。
ところで夕霧太夫は好きな相手に会えなくなってふせってる設定。小糸か!実際の夕霧太夫は絶大な人気を誇ったけど早死にしたから物語では幸せになるものが多いんだとか。美人薄命とはこのことか。松竹座でやってる夜の部は死んだ夕霧がでてくる話ですね。
そんなわけでこちら最後はなぜか主人公の感動が解かれ、太夫の身請けのお金も出してもらえてハッピーエンド。
ニザさま、ステキ。





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