第3部 午後5時30分開演
傾城恋飛脚(けいせいこいびきゃく)
新口村の段
壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)
阿古屋琴責の段
傾城恋飛脚(けいせいこいびきゃく)
新口村の段
壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)
阿古屋琴責の段
初春公演最後の3部を鑑賞。
17時半開演で、5分くらいについたら開場は15分からだった。
15分で客入れとは!
ともかくも席につく。
夜の公演のわりに客席が入っていたのはやはり演目からか。
いやしかし、コロナ禍前は阿古屋がかかれば満席だったしなあ…。
先月、南座で「封印切」を見たので、今月の「新口村」と続きもののよう…。
というか、この話は歌舞伎浄瑠璃では基本中の基本なんだろうなあ。少ない鑑賞経験の中でも、歌舞伎浄瑠璃ともしょっちゅう見ているような。
もう死に向かうふたりが親に会いに行くというシチュエーションで、親の気持ちになると切ないし、そこを描くので最後は父親目線なんだろうなあ。
「阿古屋琴責め」は、文楽がここぞというときに出す演目になってるんだなあと。できる技芸員が増えているということなんだと思う。
恋人の行方を聞き出すために花魁に楽器演奏をさせて嘘をついてないかという折檻をするという内容。
人形と床の楽器のシンクロがやはり、見どころ、聞きどころ。客席には外国の方の団体も。留学生かな?これは分かりやすいし、いいチョイス。チャリ役もいるし。初春公演にふさわしい演目。