天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

芝居と落語の感想

2008-11-24 14:32:13 | 落語
劇団神戸の「源氏マイラブ」を見に行ったのは初日の10月末。
田辺聖子版源氏物語なので、言葉がぽんぽん行きかい小気味いい。原作はもちろん紫式部なので女性なのですが、田辺聖子さんの現代語訳になるとさらに女性視点の部分が強くなっていると思います。主役は源氏ですが、やっぱり面白いのは女性たちなのでは?元クラスメートkomaさんは、頭の中将。コメディらしい個性的な面子のなかでぴりっとしめておられましたが、どこか遊んでいる感じ。トラブルを楽しんでいる大人な中将さんでした。
セリフは現代語版ですが、正確に言うと京ことば。もっと正確に言うと・・・船場言葉(もしくは古い大阪弁)と京ことば、それに標準語。キャラによって分かれていたような・・・気がしたのですが。なんで、これが気になるかというと、落語レッスンでよく発音指導を耳にしているから。あんがい難しいんですよね、ちょっとしたアクセントが。みなさん、さすがプロやなあ、と感心しておりました。

さて、先週放送されたNHKの「上方演芸ホール」の録画分を見ました。
林家染雀「軽業」
桂雀々「夢八」
の2本。「軽業」は、大道芸をパロった落語。想像の芸やなあ、と。それにしても仕種の美しさに惹かれました。あと、ここでも歩く仕種に注目。そっか、手を袖の中にね。ふむふむ(この仕種は指導されていないのですが、腕をぶらぶらさせているのでおさまりが悪い)。
「夢八」は以前、“怪談の会”で聞いたリアルに考えると怖い話なんですが、さすが雀々さん、爆笑の連続でした!すげ~、雀々さん!
それにしても雀々さんの仕種は大胆。歩くときはひざで立ってはりました。あれは真似できんな・・・。
めずらしい噺の染雀さんと楽しい2本の落語でした。
コメント (2)
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