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天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

台湾原住民音楽紀行①郭英男(difang)

2006-07-02 17:52:18 | 音楽
というわけで、第一回目は台湾原住民音楽紀行①郭英男(difang)です。

台湾には漢民族以外にマレー系民族である先住民がおり、それぞれの言葉を持っています。詳しくは台湾原住民(『ウィキペディア(Wikipedia)』)で。

1921年生まれの英男さんのデビューは、78歳の時。世界記録の高齢デビューとなりましたが、これには訳があります。アミ族の優れた歌い手であった英男さん&ファミリーバンド「馬蘭吟唱隊」(デビュー当時の平均年齢が60代)は、生活の合間に歌を歌い、アミ族は文字を持たぬゆえ口伝で歌は伝えられていました。
それを、学術的なデータとして採録したテープがまわりまわりドイツのエニグマが勝手にサンプリング。あろうことか、それがアトランタ五輪のテーマソングに使われ郭英男さんは世界的なスーパーじいちゃんへ(勝手に使われたことで裁判となり、後に和解)!
1998年のデビューアルバム「Circle Of Life」はフランスのディープ・フォレストのプロデュースとなり、世界中にその素晴らしい声を広めました。
残念ながら02年81歳でご逝去。音楽的なパートナーでもあった奥様もその20日後に旅立たれ、きっとあちらでいまでも仲睦まじくされていることでしょう。
関西在住のみなさま、以前「エスト」のバーゲンでキュートな英男じいちゃんがCMモデルをしていたことがあるので、意識していなくても会ったことがあるのかも知れませんよ。

さて、そんな英男老のセカンドアルバム「across the yellow earth」
ファーストアルバムよりも英男老が「自分の音楽に近い」と絶賛していた、というのでこちらを購入。アレンジは日本、台湾、中国、香港、マレーシアの音楽人による。
もちろん、前編アミ族の言葉によるため言葉から意味を汲み取ることはできません。こういう風に言葉の意味が分からない音楽を聴いていると歌声も音楽の一部なんだなぁ、と実感。レコーディング当時80歳だった英男老の歌声は瑞々しく大地への祈りにあふれています。
文章で歌のよさを伝えるのは難しい・・・。とにかく、聞いてくださいっ!と投げる・・・。
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アジア音楽紀行

2006-07-02 17:01:00 | 音楽
音楽的には雑食です。
そして、音楽って私の生活には欠かせないもの。
なんでもかかんでも聞いていて行き着いたのがアジア圏の音楽。10年前の北京ロックは熱く、台湾のポップスはクールで、韓国のテクノはエモーショナルだった。
アジアの音楽なんてルックスで選んでミーハーに聞いてるんでしょ、と思われがちだけど、私はラジオでアジア音楽を深めていったのでルックスは後から。
10年ほど前にヨーロッパ、アジア含めて主に聞いていたのが、実はオルタナティブ・ロックというジャンルになるらしい。
主流のロックからはずれているという意味で使われているオルタナティブ・ロック。
もし、ヨーロッパのオルタナ好きがいればはまるかもしれませんよ(にやり)、ということでアジアのオルタナをご紹介のシリーズ企画。
ただし、CDは古いものが多いのでもう購入できないかも・・・、という難点あり。
ご興味をもたれた方は私まで、ご連絡を!
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