登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

山梨:小太郎山

2013-07-31 | 山梨の山
山梨:小太郎山

2013年7月22日(月)~24日(水)

22日(月)に泊まった白根御池小屋は、食事良し、居心地良し、
水・湯飲み放題が嬉しい。

23日(火)
訪れる登山者は多くない、山梨百名山のひとつ小太郎山を目指す。
小太郎山へと延びる稜線に入ると、高山ならではの花が急に多くなる。
この時期によくぞ咲いていたチョウノスケソウに、感激する。

小太郎山頂上でゆるり、大展望を楽しむ。
眼前に聳える仙丈岳・アサヨ峰の山頂に掛かる雲は、残念ながら居すわったままだ。
高嶺から連なる鳳凰三山は、特徴ある山容をクッキリ見せて屹立する。

甲府から入山する登山者ご用達の南アルプス林道がうねっているのが見える。
昔は伐採した木材を運搬する軌道が敷設されていたという。
そうだろう、こんな山奥まで道が通じている訳が分かった。

北岳肩ノ小屋に到着するや、土砂降りに豹変する。
それも一時的で、夕陽に輝く富士山が期待できそうだ。
23日(火)の宿、標高3000mに位置する北岳肩ノ小屋は今、改装中である。

24日(水)
天気予報は午前9時以降、雨マークになっている。
北岳登頂を諦めて、雨が降り出す前に広河原へ下山しようと衆議一致。
下山途中、続々と登ってくるパーテイと交差する。
標高差1500mを一気に下り、太腿に筋肉痛をきたしたのは翌日であった。
甲府で¥400の草津温泉(源泉掛け流し)に入り、3日間の汗をながす。


《往路》7月22日(月)
JR新宿6:03(¥2210)
⇒立川6:42-6:46
⇒甲府8:38-9:00(山梨交通)
⇒広河原11:00

《帰路》7月24日(水)
広河原9:30(タクシー)
⇒甲府・草津温泉11:00~11:45(タクシー)
⇒JR甲府12:00-12:16(¥2210)
⇒高尾13:50-13:53
⇒新宿14:40

《日程》
7月22日(月)甲府⇒広河原~白根御池小屋(泊)
7月23日(火)白根御池小屋~小太郎山~北岳肩ノ小屋(泊)
7月24日(水)北岳肩ノ小屋~広河原⇒甲府


《費用》
¥21500(宿2泊、バス、タクシー、日帰り温泉)

《歩程》
7月22日(月)

広河原11:23~白根御池小屋14:13

行動時間 2時間50分 3.3キロ
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広河原吊り橋

タマガワホトトギス

ツバメオモト(実)

左から高嶺・観音岳・薬師岳

オヤマボクチ

イワハタザオ

ハナシノブ

7月23日(火)

白根御池小屋5:50~小太郎山分岐7:55~小太郎山9:50
~分岐に戻る12:10(昼食)-12:40~北岳肩ノ小屋13:05

行動時間 7時間15分 6.0キロ

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シオガマ

イブキトラノオ

ミヤマキンバイ

天気は上々

長い雪渓が残る

クロユリ

ハクサンチドリ

ハクサンイチゲ

シオガマギク

キンバイのお花畑

イワウメ

キバナシャクナゲ

小太郎山への稜線

高嶺・オベリスク・地蔵岳・観音岳

小太郎山頂上

小太郎山からの眺望
早川尾根・高嶺・地蔵岳・観音岳・薬師岳

仙丈岳から仙塩尾根

南アルプス林道・アサヨ峰・早川尾根

仙丈岳・南アルプス林道・アサヨ峰

イワベンケイの雌花と雄花


タカネツメクサ

シコタンソウ

チョウノスケソウ

ウラジロキンバイ

シラネアザミ

仙丈岳に被さっていた雲が離れる

小太郎山への稜線・後方はアサヨ峰

ミヤマシオガマ

鳳凰三山

イワオウギ

分岐に戻る

オヤマノエンドウ

北岳肩ノ小屋

甲斐駒ケ岳が姿を見せる

夕陽に染まる高嶺・地蔵岳・観音岳

天気が回復、肩ノ小屋から北岳への稜線

7月24日(水)

北岳肩ノ小屋5:40~広河原9:20

行動時間 3時間40分 5.3キロ


北岳肩ノ小屋からの眺め
甲斐駒~鋸
早朝の富士山

ヤハズハハコ

アオノツガザクラ

イワカガミ

キンバイ・キバナノコマノツメ・イワカガミ

ナナカマドの花

スイバ・セリバシオガマ

ツリバナ

タカネナデシコ

グンナイフウロ

オトギリソウ

ハナシノブ

白根御池

シギンカラマツ

クガイソウ

シロバナグンナイフウロ

ウド

クサボタン

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7年前の小太郎山(2006年10月8日~9日)
小太郎山

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7年前の今頃:南アルプス縦走・聖岳~笹山(2006年08月03日~08日)
南アルプス縦走・聖岳~笹山

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