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餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

罪な楽しみ

2008-05-02 23:24:28 | 本と雑誌
休みの間の出勤はしんどい。
マーチン・ガードナー「アリストテレスの輪と確率の錯覚」あちこち飛ばしたけど一応目を通したぞ(なんじゃそりゃ)。
パズルになるのでしょうか。数学の問題と答えといった感じで進んで行くのですが、何かに発表していたのですね。解答の後に付いている読者からの解答を集めている補遺が面白いです。どれだけ抗議の手紙が来るんでしょ。海外の問題なのでピンと来ないのが多いのですが(いや、私がわからないだけか)。
ライフゲームが出ていたのでしたくなりました。以前探した時海外のHPで恐くてダウンロードできなかったし、あったと思ったらWindows用ばっかりで。簡単で安全なのがないものか。世界が作れます。


聖と俗と美人と

2008-05-01 23:54:40 | アート・文化
お墓参りのついでに「絵画の冒険者 暁齋 Kyosai ミ近代へ架ける橋-」と「中山忠彦 永遠の女神展」へ。どっちがついでだか。
暁齋は良くも悪くも迫力のある人です。神も妖怪も坊さんも人間くさい。風神雷神とか俵屋宗達を思い浮かべてはいけません。雷神が海へ太鼓落として引き上げているのを横で風神がやっちゃったよ、てな顔で見ています。かと思うと風神、鷹に追い掛けられて逃げているし。鬼がくつろいでいるところに鍾馗様がやって来て脅かしていたり、偉い人というより悪戯好きなおじさんですよ。閻魔様とお釈迦様が宴会でへべれけになって踊っているし。しかも普通に花鳥風月描いてもうまい。とんでもない人です。
「中山忠彦-」は普通に綺麗な女の人の絵なのですが、そればかり並ぶとかえって非凡に見えて来ます。アンティークドレスの女性像ですが、一度イミテーションの真珠を描いたところ、宝石商の人に見抜かれ後悔したので本物をそろえるようにしたそうです。ドレスと小物のコレクションがまたすごい。本物の鳥のはく製がついた帽子がありました。これはちょっとかぶりたくないような。
堪能して来ました。