曲がる飛行機

桂文珍独演会に行って来ました。桂文珍さんと桂三枝さんの落語は独特な気がします。世界が違うんですよね。文珍さんは人間描写が素晴らしいです。
飛行場でしゃもじのような物を持って飛行機を誘導している人をマーシャラーというそうです。両手をまっすぐ上へ上げたり下ろしたりが「まっすぐ前へ」。左手をまっすぐ上げて右手を斜め下が「右へ旋回」(操縦士から見たら左)。右手を上げ左手を斜め下が「左へ旋回」。マーシャラーが五十肩になって右手が上がらず飛行機がぐるぐる旋回し続けたという話に受けました。どこでそんなネタを考え付くんでしょう。