餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

地球を下ろしたアトラス

2008-05-28 23:04:58 | 本と雑誌
マーティン・ガードナー「ガードナーの相対性理論入門」何となく読了。
あ、この間数学パズル面白かった人だと思い読んでみました。正確に言うと数学パズルよりも読者の名答集が面白かったのですが。タイトル見た時あれっ物理学者の人だったのかなと著者紹介をみると数学者。数学者の書く相対性理論ってどんなんだろうと思いましたがいいですね。数式がほぼまったくない。面白い人です(この人だけですか)。ポーが引用されているのはわかるのですが、G・K・チェスタートンの言葉が出てたのはへぇと思いました。数学者の人でも推理小説は読むのね(この人だけですか)。
他の相対性理論の入門書は特殊相対性理論までが多いのですが、この方は一般相対性理論にかなりページをさいています。やっぱりわからないのですが、読み進むことは出来ます。「一般リーマン幾何学」って背広着てそうな幾何学だなと思いました(意味知らず)。宇宙が膨張しているので地球から見て(光学的限界の)端の方にある銀河は消えて行きます。老いたる銀河系は死なず、ただ消えゆくのみである…ダジャレかいっ。ひょっとして原書はもっとはじけているのかもしれません。