餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

クジラの鼻水を採取

2024-05-04 23:24:41 | 映画

4/18分です。
映画「ソウルフル・ワールド」を見て来ました。
アメリカのジャズの話です。アニメーションですが、背景などはもう実写。黒人の男の人が主人公です。ずっとピアノをしていてジャズピアニストになりたい。でもうまくいかず今は中学校の音楽講師。でも中学生たちは真面目に演奏する気がありません。正式に先生になりませんかと学校から話があったのですが、どこか気が晴れません。そこにかつての教え子からピアニストが一人足りないと知らせが。彼はプロのジャズドラマーになっていました。でも出番を前に穴に落ちてあの世へ。そこで天国へのエレベーターを駆け下り生まれるのを嫌がる魂22号に会います。天界の人々がアート。ピカソの線画です。主人公は22号と一緒に地上に戻って行くのですが、魂がそれぞれ主人公と猫に逆に入ってしまいます。それからドタバタ。22号は世界が美しいと、主人公のために地球に降りる権利を渡します。主人公は自分は音楽をするために生まれたと信じているのですが、本当にそのためには犠牲があってもいいのかと悩みだします。海の中では海の美しさはわからない。漫然と生きている自分にはちょっと刺さる痛さです。
五十嵐杏南「ヘンな科学“イグノーベル賞”研究40講」読了。
イグノーベル賞の世界は好きです。楽しく読めるから。でもちゃんとした研究で意外なところで役に立つことも。日本人がよく選ばれていることも誇らしい。色んな研究がされているってことだから。これはそれらの研究から40講を選び解説しています。まずそれが不思議と気づくことがすごいし、やってみたというのがすごい。猫は液体か、バナナの皮を踏むとすべるのは何故、ハンマー投げと円盤投げで目が回るのはどっちとか。ロマンティックだなと思ったのはフンコロガシが天の川を見て進行方向を決めているとか、バッタはスターウォーズを見ると興奮するとか。実際なったらしてみようと思ったのは小さい尿道結石ならジェットコースターで通るとか。こういう魅力的な研究が進むと日常が穏やかになる気がします。うん、科学は平和に使って欲しいです。


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