餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

ライダーが多すぎる

2024-05-03 08:40:09 | 映画

4/2分です。
「美術の物語」と「呉昌碩の世界 -海上派と西冷名家-」を見て来ました。
「美術-」コレクションの中から物語と関わる作品が展示されています。近代に焼きなおされた物語が面白いです。桃太郎の流れて来る桃が普通の桃だったり、日本武尊伝説の弟橘姫の入水シーンの波が人魚の彫刻とか。横尾忠則の「うろつき夜太」が時代劇なのに挿絵も文章も無茶苦茶でした。途中で作者が逃げ出しているよ。昔マガジンに連載されていた「天才バカボン」を思い出します。何故か担当者と戦っていたし。
「呉-」書道はわかりません。ちょっと古代っぽい字がありました。絵は楽しい。篆刻は上の彫刻が可愛かったかな。
映画「仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング」を見て来ました。
未来の世界でジャマトが世界を滅ぼそうとしている。その最強ジャマトが生まれた現代へ原初のジャマトを倒しに未来のギーツがやって来ます。現代ではジャマトと人類が共生できないか研究をしています。そんな中ジャマトと人間の子どもが生まれます。お母さんがハナカマキリに見える。ギーツってただの狐ではなく九尾の狐なんだ。未来のは金色です。でもギーツが何故土木業をしているのかな。いや本編を見ていないからわからないけど(何で見ている)。


えんどう豆とお姫様

2024-05-03 08:39:10 | 本と雑誌

4/1分です。
部屋の掃除をするぞー、キビキビ働くぞー!今日だけは言ってみます。
三川みり「君と読む場所」読了。
最初の人物紹介を見てしまった、この本読んだことあったと。でも記憶にない。カバー裏の著者の本を見たら読んだのは「もってけ屋敷と僕の読書日記」でした(2019.12.16参照)。終活で本を人に押し付けようとする七曲老人と中学生の交流のお話です。今回鈴川有季は職場体験実習で尾道市立中央図書館を希望します。そこで隣のクラスの森田真由と一緒に実習することになるのですが、顔も知らないし説明会にも出てこない。聞くと保健室登校で早く帰ってしまうからとのこと。ただ本人は職場体験実習には行くことを希望していると。繊細で無口な女の子に有季は困りますが、七曲老人に押し付けられた「さぶ」が話すきっかけに。そして七曲が近所のトラブルで引きこもりに。本で崩れそうな七曲の本たちをどうにかすることができるのか。うん、頭の痛い問題です。うちは七曲老人より遥かに本が少ない。でもあちこちから手品のように本が出て来ますもん。何故服の間や布団の下に本が?お姫様なら眠れません(誰がお姫様じゃ)。


似合う部屋に暮らす

2024-05-03 00:28:39 | アート・文化

3/31分です。
「フィンランド・グラスアート」に行って来ました。
先々週の「イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき」に似ていますが、今回は大型のアートグラスが多かったです。イッタラ展では実用的なのが多かったかな。今回は実用的なのもありますが、見て楽しむ方が多いです。美しい大きな花瓶など、うちには置けません。美術館や庭園美術館なら似合うかなと。これが似合うような邸宅に住めたらいいなと思いながら見ていました。シンプルな造詣の美しさを見るものからおもちゃのようなカラフルでポップなもの。これどうやって使うんだろうという難解なものもありました。中国の寿司店で感銘を受けたという「寿司」という作品も。白い大きな壺で周囲に巻き寿司の断面柄が一周しています。巻き寿司なんだ。フィンランドらしい切り株型や氷山型も。竹型もあり竹ってフィンランドにあったっけと考えたり。すべすべもごつごつも泡も色んな技法がありました。同時開催で「ムーミンの食卓とコンヴィヴィアル展」もありました。ムーミンでごちそうが出てくる場面のパネルや原画展示、当時のフィギュア再現など来ていました。春になると住民がジャムを求めてムーミン家に来て食糧庫が空になるのが気の毒でした。いいのか。私もたぶん行くけど。アップルパイもいいよね。


灼熱地獄と極寒地獄

2024-05-03 00:27:36 | 映画

3/30分です。
映画「ゴーストバスターズ フローズンサマー」を見て来ました。
前回のメンバーと懐かしい面々が出て来ます。うろ覚えだけど。予告編の海水浴場のシーンが冒頭かと思っていたけどだいぶん途中でした。謎の呪いの道具と本人に自覚のない呪術者の子孫。古い喫茶店の紙マッチを持った幽霊。いい感じに揃っていきます。ラスボスがインクライミーみたいな角の極悪バージョンでした。チビチビマシュマロマンがわらわら悪いことをしていました。
真門浩平「バイバイ、サンタクロース 麻坂家の双子探偵」読了。
まったく性格の違う双子の圭司と有人。彼らと私立帝都小学校の帝都小探偵団の忠正、桜、頼子の三年生から六年生までの6編の短編集です。学校で起こる謎など日常の謎系の本かなと思っていたら、これはこれは。死んでいるよ、何人も。イヤミスに近いかもブラック系です。圭司はデータと論理重視、動機や心理は無視です。人を人とも思わない傲慢さがあります。有人は動機重視。何故そうしたかから考えます。5番目の話に「誰が金魚を殺したのか」があります。理科準備室でカマキリや魚や金魚を飼っている生物クラブ。餌やりに当番はないけどやりすぎてはいけないので、餌をやった人がシールを貼るようになっていました。色で学年が数字のシールで組がわかるようになっています。インフルエンザで家にいた有人に、たまたま生物クラブの餌やりに付き合った圭司が問題を持ってきます。準備室のドアを開けるとキンタが死んでいました。ガラスが割れ赤い水があふれています。今日の餌やり表には別のシールが貼ってありました。でもその人物は準備室には来ていなかった。誰が金魚を殺したのか。
金魚は金魚すくい出身ですが真っ赤で一匹悠々と泳いでいました。大切にされていたのね。まあ話の結末はひどいですけど。