私のブログも17歳を迎えました。
例年ですと、周年記念ブログを綴る際には・・・
マイブログの誕生日として、勝手に祝っております。(笑)
その際には、周年数に合わせた数の語呂合わせをして、
マイブログのタイトルを決めておりました。
それが毎年の楽しみにもなっていたのですが・・・
今年はそんな楽しみも忘れるくらい・・・
気付けば、17周年を迎えようとしておりました。
この頃はブログ書きもマンネリ化してきて・・・
今年のタイトルは「Seventeen」とシンプルな
タイトルでいいかな?と思いながら・・・
今朝、パソコンをダイニングの上に載せておりました。
でもでもそんな最中・・・
今月から読み始めた・・・
「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の続きがどうしても気になりだしました。
しかも・・・
マイブログに感想を綴れるほど読み進めてもいなかったので・・・
今朝、コーヒーを飲んでいたら・・・
もう少しだけ読み進めてみようと・・・
居ても立っても居られなくなり13章まで読み進めました。
そして・・・
今度こそ、ブログ綴りをしよう!と思い立ったら・・・
今度は、私の頭の中が急にワンダーランド化してしまいました。
こんな頭ではきっと上手くブログ綴りは出来ないな~!と・・・
そこで今度は・・・
右脳で読み取った物語の内容を整理してみたくなったのです。
頭の中で整理したものを・・・
左脳を使って紙に色々と書き出してみました。
「博士」「僕」「組織」「工場」「計算士」「記号士」と・・・
それらの単語を私が想像できる範囲の名称や言語に置き換えて、
そして更に・・・
「データ数値→右側の脳にインプット→左側の脳に別の記号→
タイプ用紙に、はじめのデータとは全く違った数を打ち込む」と、
簡単に書き記しておきました。
そんな訳で・・・
今現在のデジタル技術が・・・
まだまだ発展途上だった頃の時代に出版された、
難解な村上ワールドの小説に今朝から果敢に挑んでいたのですが、
自分の頭を整理すると・・・
ますます物語の先が知りたくなり、
ブログ綴りより読書が優先となっておりました。
そして・・・
ただ今、17章まで読み終えました。
しかも・・・
偶然にもこちらの小説には17歳の少女が登場しております。
難解な村上ワールドの・・・
「ねじまき鳥クロニクル」の小説の中の笠原メイも17歳設定でしたので、
そこで私のブログタイトルも決まりました。
本来なら・・・
17章からの先ももっともっと読み進めたい気持ちはありましたが・・・
そこは気持ちをぐっと抑えて「17」のご縁から・・・
この度、マイブログ17周年を記念して・・・
「17歳・ワンダーランド」なるブログタイトルにしてみました。
そんなブログのタイトル名の話しから入りましたが・・・
先月と今月は、ちょこちょこ外食が多い月でした。
しかも中華料理と韓国料理をいただく機会が多かったかな?
先月は友人とは中華料理の店で会食して、
夫と息子とは2年ぶりに以前からの行きつけの焼肉屋さんへ、
今月に入ってからは・・・
会社帰りの夫と待ち合わせて、夫が検索して探した韓国料理屋さんへ、
それから・・・
ママ友さん方とは、ママ友さんお薦めの韓国料理屋さんでコース料理をいただきました。
ちなみにその日の夫はお仲間さん方と美味しい中華ぞばのラーメンを食べに行ったそうです。
そして極め付きは・・・
夫と息子とチェーン店の焼肉屋さんで焼肉食べ放題に行ってきました。
中華料理も韓国料理も日本人の大好きなお料理の一つになっております~。
そんな中・・・
社会人時代の同期友達には帰宅途中の駅で下車してもらい、
夫も誘って、我が家の近隣駅近くのイタリアンのお店で一緒にお食事をしました。
焼きたてピザが美味しかった~!
やはり美味しい料理は国境という壁をやすやすと乗り越えてしまうものですね~!
そんな中・・・
趣味の映画鑑賞へも足を運んできました。
今現在の私自身が存在している・・・
時間(時代)と空間(国)では・・・
以前よりは芸術作品も空間(国境)を越えて色々と鑑賞出来るようになりました。
今回鑑賞した映画は・・・
「関心領域」と「無名」の二作品を鑑賞してまいりました。
「関心領域」は今年のアカデミー賞で国際長編映画賞と音響賞を受賞した作品です。
こちらの作品は・・・
壁で仕切られたお隣の空間とは別空間で暮らす、ある家族の日常が淡々と描かれており、
鑑賞する側の頭をフル回転させて、
右脳を使ってイメージを膨らませなければならない・・・
時間と空間の認知力や想像力が試される・・・
ある意味、修辞の効いたハードボイルドな作品に仕上がっておりました。
「無名」は中国の映画作品です。これまでも海外の作品は鑑賞してきましたが、
これまで中国の映画作品には馴染みが無かったので・・・
興味深く映画館へ向かいました。
こちらの作品はスピーディーな展開で・・・
時間軸が行ったり来たりの作品でした。
左脳を使って時間軸を整理しながらストーリー展開の伏線回収する作品に仕上がっており、
王道のハードボイルドなスパイアクション映画作品でした。
「関心領域」と「無名」は・・・
空間設定は違いますが、同じ時代設定の近代史の映画作品です。
こちらの映画作品を観終えてから・・・
「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を
日本茶を飲みながら読み進めると・・・
人間は生まれた時の時間(時代)や空間(土地)や宿命(血筋)という組織(システム)の壁(国家)で覆われた中で誕生するのでしょうか?
そんな「関心領域」「無名」と同じ時間軸の頃に開発された、
核爆弾の事も、こちらの小説には綴られております。
17章の17歳の博士の孫娘から・・・
『シャフリング・システムは新しい世界に通じる扉だって言ってたわ。それはそもそもコンピューターにインプットするデータを組みかえるための補足的な手段として開発されたものだけど、使いようによってはそれは世界の組みたてそのものを変えてしまうだけのパワーを身につけるようになるかもしれないって。ちょうど原子物理学者が核爆弾を産み出したようにね』
こちらの小説は1985年に出版されたようですが、
それから39年の歳月が経過し・・・
2024年の今現在の私がページを開いた小説です。
この39年間の私は・・・
色々なデジタル技術革新と向き合ってきました。
本当に・・・
アップグレードもアップデートも大変です!
特にここ数年は・・・
仮想空間のメタバースだの人口知能のAIだの・・・
この世界観を表現しているのが?シャフリング・システム?
今まで私が生きてきた中のデータを・・・
この小さな脳みその右脳にインプットしてきたので、
ただ今、この小さな脳みその左脳を使ってマイブログにアウトプットしているところです。
もちろん!こちらの小説の結末はすでに決まっている訳ですが・・・
(ネット検索などでのネタバレは見ないようにして・・・)
私自身は、この読書過程を楽しみながら進めていきたいです。
私の意識の中では・・・
まだまだこちらのストーリーの結末は未知数です!
「シュレーディンガーの猫」と同じです。
これからの展開が楽しみ~!
ちなみに・・・
夫は、GW後半に・・・
今年のアカデミー賞で、アジア初の視覚効果賞を受賞した、
邦画の「ゴジラ-1.0」を自宅のTV画面を通して配信で鑑賞しておりました。
私は公開当初にこちらの作品は鑑賞済みでしたが・・・
こちらの作品も・・・
時代設定は今回私が鑑賞した映画作品の「関心領域」と「無名」と同じでした。
アカデミー賞を受賞してからニュース番組だったか?情報番組で知ったのですが、
山崎貴監督率いる「ゴジラ-1.0」製作チームの方々は・・・
映画製作大国のハリウッド映画の製作チームよりも・・・
少ない予算と少ない人員で、しかも撮影スペースも小さかったようです。
その中でも・・・
太陽光が放たれる日中の時間設定が背景のCG編集技術は難易度が高いようで、
そこがハリウッドの技術者の審査員の方々から評価されたとか・・・
そんな内容の情報を私も頭にインプットしたばかりでした。
その後・・・
私自身が、今年のアカデミー賞授式で・・・
作品賞をはじめ何部門もの受賞を果たした「オッペンハイマー」作品を鑑賞をした際には、
日本の特別ドラマ「太陽の子」作品と比較してマイブログに感想を綴りましたが・・・
「オッペンハイマー」の感想とは裏腹ですが・・・
「ゴジラ-1.0」の日本人のものつくり魂に感動しました。
そんな訳で・・・
ここ最近・・・
世界中のシステムが暴力に満ち溢れていた頃の設定の映画作品の話ばかりになりましたが、
「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」
17章の17歳の博士の孫娘から・・・
『でも祖父はどちらが善でどちらが悪かなんて、あまり問題にしてなかったみたいよ。善と悪というのは人間の根本的な資質のレベルでの属性であって、所有権の帰属する方向とは別の問題だって言ってたわ』
うん~!「無名」のハードボイルドなラストシーンに納得です。
よ~し!
私なりにこちらの小説の展開を楽しみ・・・
この小さなおつむにインプットしていきたいと思います。
そうこうするうちに晩御飯作りの時間になっておりました。
慌てて、キッチンに立ち、夫と晩御飯をいただいて、
食卓の後片付けを済ませ・・・
またまたPCを開いてみました。
今度こそ!
ブログアップに移りたいと思います。