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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

オーケストラを聞く

2014年06月23日 | ポエム
昨日は、昼頃に家を出た。
音楽会に出かけたのである。

昨日の日曜日、たまたま町田の教会でウエルカム礼拝への参加をと思ったのであったけれど音楽会に足が向いたのであった。
町田の教会のミサよりも先に予定が入っていたこともある。

けれど、ランチサービスあり!
の刷り込まれた活字に後ろ髪を引かれたのであった。
教会の提供するランチは、パンの一欠けと一杯のワイン・・・かも。



さて、コンサートの会場は「新宿文化センター」の大ホールであった。
かつて、新宿の文化の拠点は「厚生年金会館」であったけれど、この文化センタのエリアはなかなかに香り高い。

僕の好きなエリアではある。



オーケストラは「東京大学フォイヤーヴェルク管弦楽団」である。
僕は、ブロ友のOさんの御子息がコンサートマスターであることから、賛助会員になっている。
ただし、ご子息は大学を卒業後、いまは社会人となっているが定期演奏会では楽団の一員として弾いている。

昨日の演奏会で、拝見したのだけれど「立派な社会人」の風を纏っておられる。
マリウス君は、きっと何処の社会でも一流で活躍されるのだろうと思う。
そうでなければ、大学時代のヴァイオリンが何だったのかを問われるのだろうと思惟するのである。



大31回定期演奏会のプログラムである。
一曲目のコリオランは、誠に素晴らしい出来であった。
二曲目のプロコフィエフの1番も良かった。

昨日はどうしても外せない用事があって、休憩時間に会場を後にした。
メンデルスゾーンの3番がプログラムであった。

それにしても、この交響楽団の成長は目を瞠るものがある。
若い魂と感性とは、かくまで響き合うと云うのか。
そして、ますます高みへと彼らを誘うであろうことは言を俟たない。

老いさらばえる吾肉体と感性を省みて、憧目しつつ嫉妬するのである。
だがしかし、その嫉妬は嬉しいものである。



「梅雨晴間ヴイオラの響くプロコフィエフ」




       荒 野人


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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祝福 (さとうまさこ)
2014-06-23 16:08:07
私の教会のウエルカム礼拝を心に留めて下さり、本当に感謝です。来ていただけなかったのは残念ですが、オーケストラと二者択一を迫られたら、さとうもどうなっていたことか。それに、パンはありましたがワインはございません。たぶんにプロテスタントの潔癖さで、アルコールは出さないのですね。アル中から戻って来られたような方も稀にはいる(?)とのことですから。
若い方に嫉妬を覚えるとのことですが、わかります。何でも、旬のがありますから。でも、信仰には旬はないと思います。北野先生は80歳を超えておられると思いますが、ダンディで、とても柔和な方です。教会はいつでも、開かれていますので機会があればドアを押してください。
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まさこさんへ! (荒野人)
2014-06-28 16:08:48
ご丁寧なコメントありがとうございます。
僕は、野蛮人ですから、きっと気が向いた時にフラッと出向くのかもしれません。

何時でも開かれている場所があるのは、きっと信仰の縁なのでしょうね!
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