昨日は、向島から清澄庭園に向かった。
まだ鴨がいる。
この池の北帰行は、徐々に進んでいるのだ。

この庭園は、散策路の殆どは敷石に彩られている。

その案配は、誠に宜しい。
言い換えれば「誠に結構」としか言いようが無い。

昨日は、この庭園の主が松の枝に居座っていた。

微動だにしないで、庭園内を睥睨しているのであった。
冠羽が無くなっている。
だがしかし、このサギは「ダイサギ」であるに違いない。

「春愁や心もとなき石の橋」

この池を巡る庭園。
いわゆる回遊式庭園の造作、となっている。
従って、橋が多いのだけれど・・・。
全てが、石で出来上がっている。
その石が丸出しもあるけれど、土を盛っている橋もある。

橋は異次元に行くかのような感覚、を抱かせることもある。

橋が彼岸との結界であることは、間違いが無い。
彼岸には、三途の川が流れている。
人には、その記憶が色濃く残っているからである。
荒 野人
まだ鴨がいる。
この池の北帰行は、徐々に進んでいるのだ。

この庭園は、散策路の殆どは敷石に彩られている。

その案配は、誠に宜しい。
言い換えれば「誠に結構」としか言いようが無い。

昨日は、この庭園の主が松の枝に居座っていた。

微動だにしないで、庭園内を睥睨しているのであった。
冠羽が無くなっている。
だがしかし、このサギは「ダイサギ」であるに違いない。

「春愁や心もとなき石の橋」

この池を巡る庭園。
いわゆる回遊式庭園の造作、となっている。
従って、橋が多いのだけれど・・・。
全てが、石で出来上がっている。
その石が丸出しもあるけれど、土を盛っている橋もある。

橋は異次元に行くかのような感覚、を抱かせることもある。

橋が彼岸との結界であることは、間違いが無い。
彼岸には、三途の川が流れている。
人には、その記憶が色濃く残っているからである。
荒 野人